1月23日

 私が翻訳したOshoの本の出版予定は〜当初では、5月中旬に「トランスミッション・オブ・ザ・ランプ」上巻、9月に「アンド・ナウ、アンド・ヒア」、12月に「トランスミッション〜」下巻、だったが、「アンド・ナウ〜」の内容が凄い!ということで、こちらを5月に出版することになりそう〜

 「アンド・ナウ〜」は、1970年に生と死の現象について語られた講話で、おそらくOshoの講話の中で、これほど死について詳しく語られたものはない。死ぬ現象、その時の生命エネルギーの変化、幽体離脱のプロセス、生まれ変わりのシステム、過去生を知る方法・意味とその危険性、チャクラやマントラの働き、仏陀のような高次の魂が生まれるための準備と、その現代的な困難・・・など。 
人間の意識の至高の境地〜タタータ・真如〜についても説明されている。 真如を達成した人をタターガタ・如来と呼ぶ。

 「トランスミッション〜」はOshoがウルグアイに行った時の講話で、こちらも秘教的な内容が多い。今年はこの3冊が出版予定だが、どれも500ページくらいの大著。

 仏陀の経典に関する講話「超越の訓練」は来年以降の出版予定。全4巻で、現在2巻目の終わりを翻訳中〜

 山川夫妻の約したOshoの「Joy喜び」の影響で、Oshoの本が一般の書店にも並ぶようになった。ただ、本当にOshoを理解する人は、まだまだ少数だと感じる。一般的なスピ系の本のような、希望や慰めをOshoの本に求めることはできない。
また、伝統的な宗教の観念からOshoを見ても、理解されないかもしれない。Oshoは全ての固定観念、信仰、慣習の無意味さを説き、それを壊す。

 ただ、現実〜リアリティ、真実だけを示す。それをどう捉えるか、受け入れるか、否定するかは、各自の自由、その人次第・・・Oshoから何を感じて、そこからどう生きるのかは、その人の自由〜人は、それぞれが違うのだから・・・ただ、何かを求めている人のために、自分の知っているものを提示することくらいはしていきたい。

 私はただ、翻訳を通して、そんなOshoの本を提供するだけ〜それが自分の残りの人生の役目のような気がしている。
自分が後世に残せる仕事といえば、それくらい・・・運良く、出版社も私と同じ思いで、これからも出版に関しては、ほとんど問題ないのだが・・・・

 気になるところが〜Oshoが「ダンマパダ」を題材にして語った講話。「ダンマパダ」は仏陀の教えの真髄のような経典で、これについてOshoは約1年間語り、それは12巻の本として出ているが〜日本語訳では、別の出版社がその中から2冊を訳して出しているが、それは不完全な形であり、現在、この本の版権はこの出版社が持っているのに、この出版社は今後Oshoの本は出さないと言っている。おかしな話だ。

 だから、このままだと、この「ダンマパダ」は現在翻訳しても出版できないことになる。この件についてこの出版社に問い合わせたが、何の返答もない。版権は、著者が死んでから50年間有効らしいので、この場合なら、Oshoが死んだのは1990年だから、版権が無効になるのは2040年になる。その時、私は84歳・・・生きているかどうか・・・

 その時に出版できるように、今からコツコツ「ダンマパダ」を翻訳していこうか・・・全12巻〜、順調にいっても10年はかかるな〜




 1月27日

  瞑想社より「ダンマパダ」の出版の件で電話あり。その前にこちらからEメールで問い合わせていた。 
出版権を持ちながら、今後出版する意志がないのはどういうことか?という主旨で〜

 先方の開口一番に、瞑想社の内輪のごたごた問題が伝えられた。現在、社長が交代していて、前社長が、金に困って会社の金を横領したらしい。50〜60万円くらいとか・・・ 新しい社長はヨーガの指導者らしい人だが、1950年生で64歳。 彼の話では、これからも「ダンマパダ」は続刊していくつもりらしいが、既刊同様に質疑応答は省いての形で行くのか、翻訳者は誰なのか、そのあたりはわからない。これから検討・・・という雰囲気であった。

  また、以前に出た「魂の科学」〜パタンジャリのヨーガについての講話〜の続刊も出すと言っているが、これは編集本であり、正規の原書に基づいた翻訳は市民出版社からの「魂のヨーガ」が第一巻に当たる。 これの版権は市民出版社にあるのではないのか・・・? この当たりの事情もよくわからないが、ともあれ、実行するとしても、どちらも10巻ほどの大著である。
「ダンマパダ」にしてみても、既刊の2冊で4巻まで翻訳されているが、この方式で進めるなら、残り8巻分を完成させるには4冊出さなければならない。ただ、既刊の2冊の1巻と2巻との間のブランクは10年空いている。

 翻訳作業は時間がかかる。そう簡単に数を出せるものではない。それに、市民出版社でさえ、まともに一冊を翻訳できる人は正直、僕以外には見当たらないらしい。 瞑想社が、そんな翻訳者を手に入れられるのか、それに加えてヨーガの全10巻も完成できるのか、あまり信用できない、というのが正直な感想である。実際、仮にやるとしたら、最低20年くらいはかかるだろう。そして社長は高齢だし・・・。

 もし僕が「ダンマパダ」全12巻を、質疑応答も含めて翻訳するなら、今のペースでは5年くらいで出来上がる。



 2月19日

 Oshoの「
Yoga- The Alpha and the Omega」の第8巻の第1章「死とカルマの秘密」を翻訳する。

           

これも章のタイトルに引かれて翻訳したいと思ったもの。このパタンジャリのヨーガ教典について語られたシリーズは全10巻の大作で、その第一巻は市民出版社から「魂のヨーガ」として出版されている。

 瞑想社から出ている「魂の科学」はこのシリーズの編集本を訳したもの。現在、その原書はタイトルが改められて「Yoga The Science of the Soul」として改訂再販されている。

 ただ、この「魂の科学」の元になった原書のタイトルも「Yoga The Science of the Soul」らしくて紛らわしく、当の市民出版社の担当者も「魂のヨーガ」も編集本だと思っていたらしい。手元には「Yoga- The Alpha and the Omega」全10巻のpdfファイルがあるので、その内容を照らし合わせたが、間違いなく「魂のヨーガ」はこのシリーズの第一巻である。

 これもいずれ全巻を訳してみたい。瞑想社の方でもこのシリーズを出したいらしいが、どうも自分で出した「魂の科学」が編集本だとは知らない様子だし、ただ新しく変わった社長がヨーガの指導者らしくて、そこからこの本に興味を持っているのと、今、山川夫妻翻訳のOshoの本「Joy 喜び」の売れ行きが好調で、ちょっとOshoに注目が集まっているので、それに便乗しようという思いのなのだろうが、そもそも誰が翻訳するのかはっきりしていないし、残り9巻を訳し続けられる根気の持ち主がはたしているのだろうか・・・。

それ以前に、この社長がどこまでOshoのことを知っているのか、ということから疑わしい。どうも胡散臭い感じがする。

 それと、Oshoがヨーガについてこれほど長く語っていた、ということも興味深い。そもそもOshoの本が日本に伝わったその内容の傾向は、タントラ、タオ、禅、が主流で、どちらかというと、ただあるがままにまかせて、無為、無努力で、流れにまかせて生きる、という雰囲気が強い。それに影響されてか、初期の日本人のサニヤシンには社会的常識が欠けていたり、怠惰で放蕩的な生き方をしていた者が多く、その辺りが個人的に嫌だった。

 Osho自身も講話の中でよくヨーガを否定してタントラを支持するようなこと言っているが、そもそもOsho自身が故意に矛盾したことを言っているので、その部分だけで判断するのは間違いだろう。
 なんとなく、日本に伝わったOshoの翻訳本は偏りがあるように見える。これは翻訳者の好みが反映されているせいでもあろう。

 それでも、Oshoの初期のヒンディー語の講話の中では何度もヨーガの重要性について語っている。
 そもそも日本では、ヨーガといえばハタ・ヨーガのイメージが強い・・・というか、それしか伝わっていないようなところがあるが、これも偏見であり、ヨーガにはハタ・ヨーガの他に、ラージャ・ヨーガ、バクティ・ヨーガ、カルマ・ヨーガ、クリヤ・ヨーガなど多様にある。

 真のヨーガの本質を知るためにも、残り9巻を訳してみたい。今のペースでいけば、約3〜4年で完成できるだろうか・・・・



 


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