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M・ドーリル 「秘教真義」
           ★20の宇宙法則      


(1) 意識想念の法則
...現在意識的な想念がなければ何も創造されない。
 すべてのものは、宇宙心か宇宙心の単位である人の心の意識的想念によって顕現されている。
 凡ての主観的創造は、意識単位(人)か、全体心(宇宙)かのいずれかの思考の結果である。

(2) 時間の法則
...時間は、空間の渦状管を物が動き放射しているから存在しているにすぎない。

(3) 物質の永遠運動の法則
...各々の分子、各々の原始、各々の電子は連続的運動をしており、同時に自己の微粒子を放射し続けている。だから、イオン化と物質分解は新物質の出現を可能にする。

(4) 積極消極の法則
...積極・消極(プラス・マイナス)の二極がないと何物も存在することは出来ない。
あらゆるものに二極があることが創造構成の基本法則である。

(5) 振動の法則
...すべてのものは、各々異なるオクターブの振動によって存在している。
その振動葎に従って、表現生成の形式が規制される。

(6) 進歩の法則
...すべての宇宙内のいずこにおいても停滞ということはない。
すべてのものは、有限界・宇宙無限界の両面において、絶えざる運動、変化と進歩を続けている。

(7) 一体化の法則
...神すなわち宇宙意識がすべてであるから、すべてのものがそこに含まれている。
有限界のすべてのものは宇宙心の現われであるから、宇宙の部分である。だから、すべてのものは一体なのである。

(8) 生まれ変わりの法則
...生まれ変わりの法則は、すべての人間(魂)に対して平等の機会と経験と進歩とを与えるために創られている。人間は、有限物質界の経験がその人のより高い進歩発展に、もはや不用となる時点にまで、生まれ変わりを続けるのである。

(9) 原子の法則
.....振動の全オクターブは、正が反を呼び、プラスがマイナスを引きつける。
陽電子は陰電子を呼んでバランスをとっている。故に原子の法則は積極消極の法則と結合している。

(10) 生命の法則
.....生物的と無生物的とを決める程度は、そのものにスピリット(生命活力)が入り、それが各細胞核に分枝する量によって決まる。あるレベル以上のスピリットがあれば生物と言い、それ以下だと無生物と言っているのである。ある生物の組織体のスピリツトの量があるレベル以下に落ちるとそこに死が始まる。

(11) 円とカーブの法則
.....宇宙的立場から言えば、あらゆるものは有限のものだろうと宇宙的無限のものだろうと、基本的には角度的である。変化発展の法則によって、すべてのものが角度的からカーブ的に変わり、遂には円となるのである。円が完成されると我々は"完全化の総合"(神我一体)となるのである。

(12) 三角の法則
.....あらゆるものは霊、魂、宇宙粉による三角形の三点によって有限界にあらわれている。

(13) 物質界の意識の法則
.....物質界にあらわれている意識(魂)は、まず物質肉体を放棄して、意識(魂)として宇宙無限界に入らない限り、宇宙心と完全に接することはできない。
宇宙というものはその場を占居するものの性質によって規制されるものなのである。

(14) 魂の成長方向
...我々のなすあらゆる経験は、更に高級で、偉大な経験を指向している。
経験は成長発展をもたらし、成長発展は遂には宇宙意識との接触に至る。

(15) 意識の活動の限界
.....宇宙意識は、全体的活動だろうと部分的活動だろうと、活動する場合には自分自身の角度と曲線に調和した方向と場所にのみ活動できる。それはより高い宇宙意識によって占められた場所に入ることは出来ない。その理由は、自己の角度と曲線とがより高い宇宙意識のなじみのない角度及び曲線と調和交流できず衝突してしまうからである。

(16) 否定消極の法則
...人間そのものは、否定的力によって自己が断続的奴隷状態にある責任をとる唯一の表現物である。否定消極は否定消極の上に育ち成長する。だから人間の否定的想念が自分自身の中に否定消極を育て成長させ、それに応じて自己を強く、より強く束縛する。この問題を解決するには、自分の心をいつも積極的調和的思念で充満しておくことである。

(17) 時間(空間と周期)の限界
.....時間は空間内の物の運動によって創られ、宇宙心によって活動する。
物が運動している有限のスペースチューブ(空間渦状管)は6次元体によって束縛されている。

(18) 周期の法則
....非常に多数の意識単位(魂)が足並をそろえてある状態(レベル)にまで達すると、彼らは集団的に太陽により近い惑星にと生まれ変わる。このことは、各惑星の全体としての意識のレベルを変えることになる。この地球にある意識群の一波が過ぎ去り、別の意識群が来ることは、この地球のあるサイクル(周期)の始まりと終わりとを示すことになる。

(19) 物質進化の法則
.....あらゆる原子は変化の法則に従って絶えず微粒子を放射しており、さらに別の法則にも従っている。
原子は積極肯定的なスピリット(生命活力)に対して消極否定的であるから積極的なスピリットに吸収されて分枝を形成し、それからいろんな物質の集まりである肉体となる。スピリットの大量の流入がこれらの形態を一方から他方へと変化させ、いわゆる進化となる。

(20) 原因と結果の法則
...前もって創られた原因が結果となって表れる様になってはじめて、今現れている凡てのものが存在する。我々の人生のあらゆる瞬間瞬間が、我々に避けがたい結果となって表われるところの原因となっている。その実現した結果に対する態度と処置とがまた、次の新しい結果をもたらす原因となる。




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