天皇系図

古墳・天皇陵

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   日本武尊白鳥陵

   日本武尊白鳥陵

ヤマトタケルが歿した能褒野の地とされる三重県北部には、ヤマトタケルの墓とされる古墳(白鳥陵)がいくつかあった。その中でも鈴鹿市加佐登の「白鳥塚」と呼ばれる円墳が最有力とされていたが、明治12年、内務省は亀山市田村町の「丁字塚」と呼ばれる前方後円墳(能褒野王塚古墳)がヤマトタケルの墓であると治定し、「能褒野陵」と命名した。能褒野陵は全長約90メートル、高さ約9メートルで、三重県北部最大の前方後円墳である。明治28年(1895年)、能褒野墓に隣接してヤマトタケルを祀る能褒野神社が創建された。

その他、白鳥陵が、『日本書紀』に即して大阪府羽曳野市(軽里大塚古墳)と奈良県御所市に比定されている。また、ヤマトタケルの息子が創始したといわれる建部大社(滋賀県大津市)や、白鳥と化したヤマトタケルが最後に降り立ったところに建てられたとされる大鳥大社(大阪府堺市西区)の主祭神として祀られている。どちらもその国の一宮として強い信仰を得ている。大鳥神社(鷲神社)は各地に分布しており、大鳥大社はその本社とされる。

日本武尊(やまとたけるのみこと、『古事記』では倭建命と表記)こと小碓命(おうすのみこと)、またの名を日本童男(やまとおぐな)は、景行天皇の皇子で、仲哀天皇の父とされる人物。日本神話では英雄として登場する。記紀の記述によれば、2世紀頃に存在したとされる。
2009年5月30日

☆奈良県御所市冨田

☆ 大阪府羽曳野市古市

   日本武尊 (倭建命)

2009年5月27日

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