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スピリチュアル雑記
 12月13日  

何度でも言われる質問〜〜
「霊は本当にいるのか?」

よく考えてみれば、変な質問だ。
まるで「霊」を別の生き物のように見ている。

それ以前に、そもそも、「霊」とは何か?という定義がない。
「霊」とは何か?が、はっきりしていないのに、その存在を疑っている。

だいたいの人は、「霊」を「幽霊」として見ているのだろう。

その問題について、避けられないのが「死」の問題〜〜


これもよく言われる〜
「死んだら、どうなるのか?」

これも変な質問だ。
「どうなる?」とは、「何」がどうなる、と思っているのだろう?
これも同じく、そもそも、「死」とは何か?がはっきりしていない。


私たちが知っている「死」は、単に表面的なものだけ。
つまり、身体が動かなくなった、生命活動が止まった、ということ〜
それを、生きている我々が、外見的に、これは死んでいる、と決めている。
それだけの話。

ようするに、こちらから呼びかけても、何も反応しなくなった、ということ。


問題は、人間は肉体だけの存在か?ということ。
意識や心、思考などは、死んだらどうなるのか、ということ。
それらは、身体が反応できないので、外に表現できない。
だから生きている人は、それが感じ取れないので、それ(意識や心)も一緒に消えた、と考える。

すべては、生きている人間の観察による解釈、判断でしかない。

その、生きている人が考える「死」というものを基準にして、
「死んだらどうなるのか?」と質問している。

「死」の定義が変われば、当然この質問への答えも変わってくる。


結論的には
「霊」とは「生命エネルギー」といってもいいのだけれど、
「霊」を疑う人はいても、「エネルギー」の存在を疑う人はいない。

だが、このエネルギーそのものも、実体はわかっていない。
我々が見るのは、エネルギーが表わす現象だけ。
エネルギーそのものが、「動き」であるが、
「動き」が止まると、エネルギーは消えたのか?


「霊」と「エネルギー」・・・
単に言葉を変えただけに見える。
「神」についても同じ・・・





            2014年 12月 

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