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スピリチュアル雑記
 10月18日 
人にはすべて守護霊がついていて、その人の人生をサポートしている。
その守護霊について最も詳しく解説しているのが、私の知る限りでは江原啓之だ。
守護霊は人間だけに限らず全てのものについている。その地域を守護する霊は、日本では氏神として祀られている。
あらゆる自然現象もそれぞれの守護霊の働きによるもので、昔から風神・雷神・水神などとして伝わっている。

日本では、これらの守護霊を全て神様として扱ったので、八百神もの数に膨れ上がった。
西洋のキリスト教ではこれらの存在を天使として見ている。

シュタイナーはこれらの天使たちの働きを詳しく解説している。
その天使の下で働くものに妖精たちがいる。花の精・森の精・川の精・土の精・火の精など・・・

日本にはあまり妖精にあたる存在が知られていないが、さしずめ一寸法師などはそうかもしれない。
河童もそうだろうか? これらは自然霊にも見えるしこのへんの区分はまだよくわからない。

民族を守護する霊もいる。日本国を守護している霊(神)は何だろう? やはりイザナギ・イザナミ神になるのだろうか。
たとえば龍神などは、どんな働きをしているのか興味がある。この点では浅野和三郎の本が参考になるかもしれない。

もっと上位にいくと地球の守護神、太陽の守護神、太陽系の守護神などとなる。太陽の守護神は太陽神として古代の宗教で信仰されてきた。
日本では天照大神となる。アトランティス時代の信仰の対象も太陽神だった。
そういう意味で、日本の神道はアトランティス時代の信仰を伝えている、という見方もある。

さまざまな宗教がさまざまな神を信仰しているが、それはそれぞれ、或る守護霊(神)の一面を捉えて祀っているものといえる。
所詮、人間にはこの神々の世界の全貌を知ることはできない。人間の認識能力には限界がある。

普通の人間の認識能力を超えた能力を持っている人が霊能者たちだが、そんな人たちが見た霊界の世界も、その霊能者それぞれの見方・主観・個性によっていろいろに色付けされている。日本の霊能者は神道的、あるいは仏教的見方になり、西洋の霊能者はキリスト教的見方になる。

ただそれでも、この世界が物質だけでなくて、見えない存在たちの働きによって成り立っていることを思うと、世界は非常に奥深く神秘的なものであることがわかってくる。





            2010年 10月 

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