守護霊・天使・上位の神霊たち    




 ●守護霊や天使なとど名称はいろいろあるが、ようするに人間より上位の高級霊たちを示すものであって、その呼称は、それらを観察する霊能者の持っている知識、感性、国民性などによって表現の仕方がさまざまだ。 だからそれぞれの言葉・名称に囚われず、それの持つニュアンスを感じ取る程度でいいと思う。 共通して言えることは、その霊のことを想うと、その想いは確実にその霊に伝わっているということだ。 ただし、彼らは私たちの魂を成長させるために働きかけている存在であって、私たちの物質的・地上的な願いを叶えてくれる都合のいい存在ではない。 彼らはそういう方面にはまったく興味がないそうである。





 江原啓之

主護霊(ガーディアン・スピリット)
 --400年前から700年前に他界した先祖の霊魂。生まれる前から死後もずっと変わらずにいる。
 男には男の主護霊が、女には女の主護霊がつく。 強い絆のため、我々はこの主護霊と似た生涯を送る。

指導霊(ガイド・スピリット)
 --職業・趣味を指導している霊魂。芸術家には芸術家の霊魂がつく。
 その人の状態・波動次第で高級または低級な霊魂に入れ替わる。

支配霊(コントロール・スピリット)
 --人生のコーディネイト。出会い、結婚、進むべき環境をコーディネイトしている。
 我々の10年先も見通すことができる。

補助霊(ヘルパー・スピリット)
 --この三役の霊を手伝う霊魂。身内や近い先祖など古くない霊魂がこの補助霊となって守る。
 時には前世に関わる霊魂が関与することもある。

主護霊はずっと変わらないが、指導霊・支配霊はその人の心境に相応して変わる。

自然霊--この世に姿、肉体を持ったことの無い霊魂 (天狗、竜神、孤)。
    自然霊が指導霊や支配霊になる場合もある。

 背後霊とは我々を導くことが修行。我々が与えられた使命を果たせるか否かが背後霊たちの修行が成功するか否か。 
物質とか名誉とからは関心がなく、その人の心境にしか関心を示さない。 魂の成長のために試練を与える。 
背後霊になって守る使命をもっている霊は、霊界の中ではあまり高いところじゃなくて、低いところにおられる方。 
どのような時でも背後霊たちは、呆れて手を引くということはない。 常に霊性向上の目覚めを導き、見守っている。
 再生を決めた時点で、霊界のほうで協議されて霊団がつく。どの家庭の中に降りるとかを決める。その家庭の先祖霊とかも絡んでくる。 担当者を決めてこの現世に降りてくる。つらい修行に出るということで涙ながらに別れて出てくる。

 結婚の場合は、まず霊界のほうで結婚ということを決めてから現実の世界でそうなっていく。 お互いの守護霊同士が共同に修行をしていくか否かを協議する。

                  --- 「人はなぜ生まれ いかに生きるのか」「あの世の話」 ---



  

   
 
アラン・カーディック


 ★守護霊の使命は、子供に対する父の使命--守護される者を正道に導き、助言を与えて助けてやり、苦しむその者を慰め、地上の試練に耐える勇気を奮い起こさせる役目である。 守護霊はその誕生の時から死の時まで本人についている。 
なおしばしば、死後も霊界に入っても本人に付き添うこともあり、その後の数次の地上再生にも付き添うことさえある。
貴方の守護霊は、貴方を守るよう義務づけられている。 
貴方の傍らにはいつも、貴方より優れた者がいる。 その人は貴方に常に寄り添い助言を与え、進歩の坂道を登るのを支え助けてくれる。 この世のどんなつながりよりも深い縁で結ばれ、その情愛は真実、貴方のために尽くしてくれる、その人が貴方の傍らに居る。

                      ------ 「霊の書」 --------



                                         

 シルバー・バーチ

 ★母体内での受胎の瞬間から、あるいはそれ以前から、その人間の守護の任に当る霊が付きます。 そして、その人間の死の瞬間まで、与えられた責任と義務の遂行に最善を尽くします。 守護霊の存在を人間が自覚するとしないとでは大いに違ってきます。 自覚してくれれば守護霊の方も仕事がやりやすくなります。 守護霊は決まって一人だけですが、その援助に当る霊は何人かおります。 守護霊にはその人間の辿るべき道があらかじめ分かっております。

  すべての導きは宇宙の大霊すなわち神から来ます。 神庁から派遣される霊、およびあなたと霊的近親関係にある高級霊が、あなたが地上へ誕生する前から付いてくれているのです。
  いずれも光り輝く存在です。それぞれの受け持ちの人間を取り囲み、保護と指導と援助という、みずから課した責任の遂行に当たります。 その最後の目標は霊的発達を促すための道へ導くことです。 それは容易なことではありません。 岩や石ころだらけてす。 しかも見慣れた景色を後にするにつれて、ますます困難さを増していくものです。 霊的理解が深まるにつれて、ますます孤独感が増していくものです。




                                                   
                                        

 
G. V. オーエン

 
★人間は孤独な存在ではなく、孤独では有り得ず、また単独にて行動することも出来ず、常に何らかの目に見えない存在とともに行動し、意識し、工夫していることになる。 その目に見えぬ相手がいかなる性質のものとなるかは、意識するとせぬとに拘らず当人自身が選択している。 何を行うにも常に守護・指導に当る霊が自分の心の動き一つ一つを見守り注視している

                           --- ベールの彼方の生活 No.2 ---


  

  シュタイナー 

   ★天使たちの階層 (下位より上位へ)
(A) 下級三隊・・啓示 神霊の充満 自然霊(妖精)たち
          (1) 守護天使 (アンゲロイ) .. 人間を導く。個人の魂を或る転生から次の転生へと導く。
                           上記にそれぞれ書かれている守護霊はここにあたる。

          (2) 大天使 (アルヒアンゲロイ)・・・種族神霊、民族神霊 

          (3) 権天使 (アルカイ・アルヒャイ)・・・時代神霊  .. 全人類の地上生活のために働く。

(B) 中級三隊・・自己創造 生命喚起 群の霊魂たち
          (4) 能天使 (エクスシアイ)・・・形態の神霊 ... 惑星の外的な形姿の創造者。

          (5) 力天使 (デュナミス)・・・動きの神霊 ... 活動の内容--地球上の気象現象・地震・火山・満潮・引潮など。

          (6) 主天使 (キュリオテテス)・・・叡智の神霊  ... 惑星の低次の意識を規制する。

(C) 上級三隊・・世界創造 存在創造 周期の霊たち
          (7) 座天使 (トローネ)・・・意志の神霊  ... 惑星の公転を司る。惑星に空間を進む内的衝動を与える。

          (8) 智天使 (ケルビム)・・・調和の神霊 ... 惑星系全体の動きの調整・秩序 (太陽系) を司る。

          (9) 熾天使 (セラフィム)・・・愛の神霊  ... 恒星間の秩序 (銀河系) を司る。最高位。根源の宇宙叡智。





 







 

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