シャンバラ 

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 シャンバラとは、チベット語で「幸せの源に守られた」という意味である。

 ポルトガル人のイエズス会宣教師ステファン・カセラ神父は、チベットのシガツェに23年間滞在し、1650年にそこで死亡したが、この「名高い国(シャンバラ)」の存在を記録している。
 シャンバラという地名は、17世紀にアントワープで発行されたカトリック教会公認の地図にも載っている。また1827年から1830年にかけての4年間をチベットの仏教寺院ですごしたハンガリーの文献学者チョウモ・デ・カラシュは、シャンバラの地理的な位置まで記録している。それによると、シャンバラはシル・ダリア川の北、北緯45度から50度にまたがっているという。

 19世紀末、ヘレナ・ブラヴァツキー夫人は著書「ヴェールを脱いだイシス」で、シャンバラが何らかの霊的内実をもったものとして語っている。
「ヒマラヤの白き峰々の彼方、・・・中央アジア一帯に、かつて広大な内海があった。そこには、比類なく美しい島があり、我々に先行した人種の最後の生存者が住んでいた。」
「この美しい島は、指導者たちにのみ知られる秘密の地下トンネルによって外界とつながり、それはあらゆる方向にのびていた。」    

 1842年、サン=ティーヴ・ダルヴェイドルはその奇書「ヨーロッパにおけるインドの使命」の中で、中央アジアに「アガルタ」という名の聖なる地下都市があり、これがオカルト・ヒエラルヒアの中心として現代世界を今なお支配している、と述べている。
                                               
---- 「シャンバラ」アンドルー・トマス ---



        

アリス・A・ベイリー

 シャンバラは物質界の高いエーテル亜層に存在しており、未来において人間にエーテル視力が発達した暁に、人類は直接これを視うるようになる。
 シャンバラは物質界に存在し、空間的に明確な場所を占めているが、その物質質料とはエーテルであり、世界の主と彼の高段階の援助者達はエーテル質料でできた身体をまとっている。 約1,700万年前に、濃密な物質界に秘儀のための組織と本部を持ち、濃密な肉体で機能し、急速に目覚めつつある人類の必要を満たそうとするアデプト(目覚めた人)とチョーハンからなる一団を持つことであった。(ハイラーキー (人間としての進化を完成した方々からなるグループ) が渡来し、シャンバラが創設されたのは、約1,850万年前である。)

 シャンバラ兄弟団のための最初の居留地は、南アメリカの中央にあるイベズの初期の寺院であった。 その支部の一つは、かなり後になってから、古代マヤに設立されることになっていた。・・・・二番目の支部は、後にアジアに設立された。 将来、ハイラーキーのかつての業績の真実性を現わす発見がなされるであろう。古代の記録や碑が明かされるであろう。 幾つかは地上に、そして、多くのものは地下の要塞で。 カルデアとバビロンからトルキスタンを経、ゴビ砂漠を含み、満州にいたるまでの地帯で、中央アジアの神秘が開かれた時、イベズ人の働き手についての初期の歴史の多くが明かされるよう計画されている。
                                               
 ----- 「トランスヒマラヤ密教入門」 -----




        


M・ドーリル

  ガラリヤ湖(昔)-->北米ニューメキシコ・アリゾナ地域に広がる内海。 地下アガルティ王国の首都-->シャンバラ
 中央アジア、ゴビ砂漠のマノアという町に囲まれた白い島 シャンバラの霊主 = サナート・クマラ(第3代目)

 チベット、ヒマラヤ山脈の中の中心から開けている地下大空間に位置する。ラサ市の真下。入口はラサのある大寺院の内奥部にある。 入口からシャンバラまでを結ぶエレベーターの通路に似た大立抗がある。 距離は上から下まで約127km。その立杭空洞の中を地球引力制御装置によって動く車がある。 中央にある寺院から四方に数マイルも広がっている大空間。寺院の真上に浮かぶ巨大な放射物質によって照らされている。 この大光球から生命力を与える有益な光線のみを送っており、シャンバラの土地を豊沃にしているから全域が熱帯地方の様。 そこかしこに白い建物が点在している。

 このシャンバラ空間の丁度真ん中にある大寺院は、地球の中心部にあるシュリハンの住むものについで古い建物である。この寺院建物は、地表ではまだ未知の不壊不滅の合金でできており、その合金の一部の成分元素は他の天体から持ち込まれたものである。寺院の中央に大ホールがあり、透明な丸天井から真上の大光球の光がホールの中央の大テーブルを照らしている。
 この大テーブルの周りに144の椅子がある。(聖白色同胞団144名の大師の席)
 シャンバラでは、誰に心の用意が出来ているか、ちゃんと知られている。
     
 シャンバラの建物の中、あるものは800万年を経過しているが、イオン化法則によって少しも変化していない。地下の偉大な存在者たちは、宇宙法則の知識を有しているし、またその法則と合体しているので、イオン化作用で実質または物質に生じた損害を再新することができる。建物の内部は明るいが、それは物質太陽の光の作用とは違う。それは光輝あるエネルギーの作用によるもので、このエネルギーは太陽から物質万有に浸透していくものと同性質のものである。 シャンバラには地上で見ることの出来ない不思議な果実と花がある。 建物の中には何年も果実と花が少しも変化せずに保存してあるが、大師たちはその果実を食べない。大師たちは、太陽と同じ源泉からエネルギーをとっているので食物をとる必要がない。
 
 シャンバラには大師たちの聖白色同胞団の中心本部があって、大師たちがいつも13名いる。 大師たちは、中央建物の下にある大天井の一室を監督する。そこには暗室に小さな蝋燭をともしたように、上下に光る光がある。その小さな光は、外部地上に住んでいる人々の魂の反映である。 各自の魂はシャンバラに反映するもので、精神的展開の進歩に従って光が光輝を増す。大師はそれを観察して、光を増すものを、一層高い程度の魂と親しませる。 すると外部世界で、その二人がめぐり逢い、低い者を必要な高い調子に引き上げる。

シャンバラは、人類に精神的指導を差し向ける世界の中心である。 物質的な場所としてシャンバラは、チベットの首都ラサの真下の地下にある。 ラサの仏教寺院は地下に隠れた多くの寺院の外的カモフラージュにすぎない。 ラサから75哩(約300km)地下に下っていくと、三次元空間が歪をおこして、四次元空間が開ける。 この空間は、我々の地上とは異った振動のオクターブ世界である。 シャンバラに行くには、物質の入口がある。上からも下からも見張りされている。 入口はラサ市の地下寺院空間にあって、ホワイトロッジに属する二人の新参者が見張りしている。
 
 シャンバラは遥かに地上を離れた大ホワイトロッジのある所で、そこには一大純白の寺院がある。中には放射性物質の光に燃える球体があり、到る隈なく明るい。その球体は外部の太陽とそっくりで、そこには草木があり、様々な花が咲いている。
それらに包まれて一大寺院がある。それは宮殿ともいえる敬虔な礼拝の場所。地上の精神力にとっての焦点。そこに住む物は宗教を持たない。彼らはただ神を知っているだけ。礼拝するのは自我自身を拝む。礼拝を終えると、わが内なる神が現れる。

 その大宮殿は真白で、破壊を超越した大理石で建てられ、幾百万年を経過している。人類の初劫における第一期から存在をつづけて来たもので、その中には古代人種の記録全体が保存されている。 宮殿には広大な一室があって、数限りない書籍が備えてある。 紙で造られた本ではなくて美しい金属の針金を巻いた小さな糸巻き。小さなケースにしまってあって蓋が後ろに滑って開き、プリズムのような水晶のレンズが出て来る。 光波が放射され、極めて不思議な方法で表面に屈曲を生じ、カメラでフィルムに写す時のような作用がおこる。人の指の爪より小さなモーターがある。これは約五百万年前に造られたもので、今日まで使用されている。燃料も五百万年前のものを未だに使っている。燃料は黄金の小さな一粒で、物質放射能でモーターが活動する。

                                                         
------ 「秘教真義」 -----



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