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オリバー・ロッジ(Sir Oliver Joseph Lodge、1851年6月12日 - 1940年8月22日)はイギリスの物理学者、著述家。初期の無線電信の検波器に用いられたコヒーラの発明者である。また、点火プラグの発明者である。1898年のランフォード・メダルの受賞者である。エーテルの研究でも知られる。また心霊現象研究協会のメンバーで、心霊現象を肯定する立場での活動、著述もおこなった。

ロンドン大学で科学を学び、1881年にリヴァプール大学で教えるようになる。1900年にリヴァプールを離れてバーミンガム大学に移り、1919年の引退までそこに留まった。

  英国の生んだ世界的物理学者であると同時に、その物理学的概念を心霊現象の解釈に適用した最初の心霊学者。
すなわちロッジは目に見えない世界こそ実在で、それはこの地球をはじめとする全大宇宙の内奥に存在し、物質というのはその生命が意識ある個体としての存在を表現するためにエーテルが凝結したものに過ぎないと主張した。 その著書は大小あわせて20冊を超えるが、いずれも現実界は虚の世界で霊界こそ実在界であるという、仏教の色即是空の哲学に貫かれている。
  彼は霊の世界について50年以上も研究し、その結果ますます宇宙を支配する超越的知性すなわち神への畏敬の念を深めたと述べている。 科学的探究がかえって宗教心を深める結果となったのである。 もちろんここでいう宗教心は特定の宗教に係わるものとは違う。
  そのロッジ卿がある心霊現象に係わる詐欺容疑の訴訟問題で証人として法廷に立ったことがある。 
その時、卿の前に証言した人たちが口にした"霊の世界"というのは一種の幻覚ですねと尋問されて、卿は首を横に振って
「この世こそ幻影の世界なのです。 実在の世界は目に見えないところにのみ存在します。」と返答した。
 
  1929年の著書「まぼろしの壁」の中でこう述べている。
「われわれはよく、肉体の死後も生き続けられるだろうかという疑問を抱く。 が一体その死後というのはどういう意味であろうか。 もちろんこの肉体と結びついている5〜70年の人生のあとのことに違いないのであるが、私に言わせれば、こうした疑問は実に本末を転倒した思考から出る疑問にすぎない。 というのは、こうして物質をまとってこの地上に生きていること自体が驚異なのである、これは実に特殊な現象というべきである。 私はよく、死は冒険であるが楽しく待ち望むべき冒険である、と言ってきた。 
確かにそうに違いないのだか、実は真に冒険というべきはこの地上生活そのものなのである。 地上生活というのは実に奇妙で珍しい現象である。 こうして肉体に宿って無事地上に出て来たこと自体が奇蹟なのだ。 失敗する霊がいくらでもいるのである。」

  --(HP管理人より....「これと同じ意味のことを、スピリチュアル番組"オーラの泉"の中で、美輪明宏氏は法華経の中から「受け難し人身を受けて」という一説を紹介して、この世に生まれてくることがどれほど大変なことなのか、ということを語っている。)---

----引き続きロッジの「まぼろしの壁」より---
「霊界から見れば、肉体の死後にも生命があるのは極めて当然のことであろう。 言ってみれば地上の生命などは朝露のようなもので、日の出とともに消えてしまうはかない存在なのである。 とは言うものの、生きているかぎり肉体というのはやっかいなシロモノである。 地上生活の苦労の大部分は肉体のやっかいさから生じているといってよい。 肉体をまとって生きること自体がやっかいである。 そして、死ぬ時もまたやっかいである。 その生から死への間もずっと手入れがやっかいである。 が肉体が自分自身ではない。 少しの間--ホンのちょっとの間だけ使用する道具にすぎないのである。」




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オリバー・ロッジ Oliver Lodge (1851-1940)

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