音楽の部屋

パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ミッツィ・メイヤーソン(チェンバロ)、トーマス・ボイセン(テオルボ、バロック・ギター)
1999年6月

3つの個性的な大曲から成る作品集。ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音にために書かれているが、「小オペラ形式の音階」と「マレ風ソナタ」では楽章によってフラウト・トラヴェルソがヴァイオリンの代わりに旋律を演奏したり、重ねたりしている。
「聖ジュヌヴィエーヴ・デュ・モン教会の鐘」は映画「めぐり逢う朝」のサウンドトラック盤でファビオ・ビオンディとジョルディ・サヴァールらの演奏を聴くこともできるが、フェルナンデス、ピエルロ、ワイスによる演奏はずっとフランス的で、優雅さと詩情が感じられる。
現代最高のガンバ奏者として名高いパオロ・パンドルフォによるマレの名盤。パンドルフォは、ヴェンツィンガー、サヴァールの後を継ぎバーゼル・スコラ・カントルムの教授という、ヨーロッパ古楽界屈指の要職にあり、ルネサンス・バロック音楽の研究でも知られている。
このアルバムでは、600曲を越えるマレのヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)作品から周到に描写的作品を選び出し、一人の男が迷宮をさまようプログラム・ストーリーに仕立て上げている。その大胆で野心的なプログラミングと、原曲にないパート(打楽器など)の導入により、このアルバムはヨーロッパで高い評価を得て、2000年度の英グラモフォン・アウォードの栄えある受賞ディスクに選出された。

ヴィオール曲集第3巻第1集
Troisieme Livre (1711)

2CD 全66曲
CD-1 1-39
CD-2 40-75


Jean-Louis Charbonnier
Paul Rousseau
Mauricio Buraglia
Pierre Trocellier

ヴィオール曲集第3巻第2集
Troisieme Livre (1711)
2CD 全48曲
CD-1 第6組曲76-91
    第7組曲92-107
CD-2 第8組曲108-112
    第9組曲123-134


Jean-Louis Charbonnier
Paul Rousseau
Mauricio Buraglia
Pierre Trocellier

Le Labyrinthe 性格的小品集
1.アルペッジョによる前奏曲
2.迷宮      3.鐘あるいはカリヨン
4.ポロネーズ  5.ミュゼット
6.ギター     7.グルジアの女
8.嘆き       9.羽根つき
10.ペルシア人の行進
11.宝石のロンド
12.スペイン風サラバンド
13.膀胱切開手術の図    14.旋風
15.マレ・ル・カデの墓
16.ロンドー形式によるシャコンヌ



La Gamme
音階およびさまざまな合奏の小品(1723)
小オペラ形式の音階
マレ風ソナタ

聖ジュ
ヌヴィエーヴ・デュ・モン教会の鐘

フランソワ・フェルナンデス(ヴァイオリン)
フィリップ・ピエルロ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ケネス・ワイス(チェンバロ)
マルク・アンタイ(フラウト・トラヴェルソ)
録音:2003年



マラン・マレの横顔V ALCD-1035
リュリ氏を偲んで
全25曲
組曲ロ短調(第2巻,1701)
組曲ト長調(第5巻,1725)
組曲イ短調(第3巻,1711)


平尾雅子・石川かおり
西山まりえ・芝崎久美子


Reveuse, & autre pieces de viole

全12曲
1-サント・コロンブ作
2-12 マラン・マレ作
(7,12 - 1701年)
(3,4,10 - 1711年)
(5,6,8 - 1717年)
(2,9,11 - 1725年)


ソフィー・ワトソン
・ベルギーの女流ヴィオール奏者

Pieces de Viole
du Cinquieme Livre
ヴィオール曲集第5巻(1725年)
全21曲


ウィランド・クイジケン
上村かおり
ロバート・コーネン

Pieces a Deux Viole
du premier Livre, 1686
ヴィオール曲集第1巻(1686年)
全16曲

ジョルディ・サヴァール  
トン・コープマン

Pieces de Viole
du troisieme Livre, 1711
ヴィオール曲集第3巻(1711年)
全22曲
SuiteT: 11 1 2 3 4 5&6 13
SuiteW : 40 41 54 55 57 45
SuiteT: 92 96&97 98 99 
     100 103 105 106 107


ジョルディ・サヴァール  
トン・コープマン
Pieces de Viole
du W Livre, 1717
Suitte d'un Gout Etranger
ヴィオール曲集第4巻(1717年)
全11曲
W.55 58 59 61 64 74 
  80 81 82 83 84 87


ジョルディ・サヴァール  
トン・コープマン

Suitte d'un Gout Etranger   
Pieces de Viole du W Livre, 1717
ヴィオール曲集第4巻(1717年)
AVSA 9851 2CD 全33曲
CD-1 : W.55 - 72  CD-2 : W.73 - 87


ヴィオール演奏
: ジョルディ・サヴァール  

2006年

Pieces de Viole
du Second Livre, 1701
 
ヴィオール曲集第2巻(1701年)
AV 9828  
 全27曲
U.83 - 109  

ヴィオール演奏
: ジョルディ・サヴァール
 
2003年

フランス・バロック音楽のヴィオール作曲家。
マレからヴィオールという楽器を初めて知った。その音色はチェロに近いが、チェロよりもはるかに繊細で、壊れやすく、心の底を引っ掛かれるような切なさを感じる。

マラン・マレ Marin Marais  1656-1728
靴屋の息子として生まれ、ルイ14世に仕えたヴィオール奏者、作曲家。
ヴィオール奏者として活躍するほか、リュリの信任を得て、オペラ座の指揮もしばしば任される。
700あまりのヴィオール曲を作曲。
映画「めぐり逢う朝」で、マラン・マレと彼の師であるサント・コロンブの人生が描かれている。
ぼくにとっての最高傑作、ベストCDは下の二枚、1701 と 1717 だ。

音楽の部屋

◎ 所有CD  入手困難なものも多い

マラン・マレ Marin Marais

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