1999年6月13日
どろかわはちまんぐう
役行者が大峯山での修行にあたり守護と祈誓成就のため祭祀したと伝えられており、それ以来洞川の氏神さまとして宮参りや厄年参りなど永く人々に親しまれてきている。樹齢千年を越える杉やケヤキの大木に囲まれ、十月の大祭では神輿や餅撒き、奉納演芸などで大変な賑わいとなる。
現杜殿は、慶応二年(1866)の造替とみられていますが、おさめられた三躯の神像は藤原中期および室町中期のもので、そのうち桧材一木彫りの「天照皇大神」(像高25.7cm)は県指定重要文化財となっている。
洞川八幡宮