御祭神 |
若御魂神 (わかみたまのかみ)巻向坐若御魂神社(右) |
穴師兵主神 (あなしひょうずのかみ)穴師坐兵主神社(中) |
大兵主神 (おおひょうずのかみ)穴師大兵主神社(左) |
当社は三神殿にして、古典の伝えるところでは、今から二千年前の御創建にかかり、延喜の制で、名神大社に列せられ、祈年・月次・相嘗・新嘗のもろもろの祭の官幣に預かり元禄五年には正一位の宣旨を賜った最高の社格をもつ大和一の古社といわれている。
中央の神は、第十代崇神天皇の六十年、命を受けて皇女倭姫命が創建され、天皇の御膳の守護神として祀られ、天祖降臨の際の三体の鏡の一体を御神体として、御食津神と申し上げ、生産と平和の神、又、チエの神として崇敬を受けられた。
右の神は、三種の神器を御守護された稲田姫命を御祀りし、御神体は勾玉と鈴で、芸能の神として崇敬を受けられている。
左の神は、纏向山上の弓月嶽に祀られたが、後に下られて御祀り申し上げている。
御神体は剣(ホコ)で、武勇の神、従って相撲の祖神となり、スポーツ界の信仰を御受けになっています。その神殿はいずれも三つ屋根造りで、全国にその類を見ない。