大師堂(重文)−毘沙門堂、五大堂のさらに奥にある入母屋造、柿(こけら)葺きの住宅風の仏堂。空海の住房であった「納涼房」を復興したもので、現存するものは近世初期の再建である。内部の厨子に正安4年(1302年)作の板彫弘法大師像(重文)を安置する。
金堂−楼門を入って境内奥へ進み、右手の石段を上った先に建つ。入母屋造、本瓦葺きの本格的な密教仏堂であるが、建築年代は新しく、昭和9年(1934年)に実業家山口玄洞の寄進で建てられたものである。
楼門−参道から急な石段を上りつめた先に建つ正門。毘沙門堂などと同様、元和9年(1623年)の建立とされる。
山号 |
高雄山 |
宗派 |
高野山真言宗 |
寺格 |
遺跡(ゆいせき)本山 |
本尊 |
薬師如来(国宝) |
創建年 |
天長元年(824年) |
開基 |
和気清麻呂 |
正式名 |
高雄山 神護国祚真言寺 |
別称 |
高雄神護寺 |
京都市右京区梅ヶ畑高雄町5