寺院 

奈良

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御本尊 阿弥陀如来坐像

百毫寺は、歴史に富み由緒ある仏像を蔵しています。式を彩る花の中でも、五色椿や萩は有名です。奈良市街から二上山や葛城連峰まで見渡せる素晴らしい眺望に恵まれています。『万葉集』にも歌われる高円山の西麓に建つこの寺の草創は、天地天皇の皇子である志貴親王の山荘跡を寺としたものと伝えられています。
 鎌倉時代には、西大寺の叡尊により再興され、弟子の道照が請来した『宗版一切経』を経蔵に収めてから、「一切経寺」とも呼ばれました。
 室町時代に、兵火のため堂宇はすべて焼失しましたが、今に残る仏像は、当時その火から守られ灘を逃れました。その後、江戸時代の寛永年間に、興福寺の学僧空慶上人によって復興されました。今は「心の憩いと祈りの寺」でありたいと願っています。
          −拝観のしおりより−

真言律宗

奈良市白毫寺町392 

3月 木蓮  椿

花こよみ
白毫寺

2002年11月23日

1996年4月29日

1998年3月22日

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