京都市左京区大原草生町676
宗派 |
天台宗尼寺 |
本尊 |
六万体地蔵菩薩 |
創建年 |
伝・推古天皇2年(594年) |
開基 |
伝・聖徳太子 |
当院は推古天皇2年(594年)に聖徳太子が用明天皇の御菩提のために建てられた。
源平合戦の時代、壇ノ浦の戦い -元暦2年(1185年)3月24日-
で海中に身を投じた平清盛の娘徳子(建礼門院)は、助け上げられたあと、残りの人生をこの寂光院で過ごした。建保元年(1213年)12月13日、57歳で亡くなる。
2000(平成12)年5月9日、淀寄進の本堂が放火により全焼してしまう。堂内の本尊・地蔵菩薩もほぼ焼失、建礼門院と阿波内侍(寂光院第2代住持、建礼門院に仕えていた)の像も失われてしまった。しかも、07年に時効が成立してしまい犯人は不明なままだ。