スピリチュアルTOP 
OSHO TOP
秘教的講話

★チベットに現われる仏陀のヴィジョン

 特別な満月の夜に、仏陀の満月の夜として知られているものが、
ヒマラヤの頂上のひとつに---たった今私たちが集まれる同じヒマラヤで---500人のラマ僧が集まり、
そして仏陀のヴイジョンを見る、というのは本当だ。
そこに集まるラマ僧の数は決して500人を越えることはない。
それは永久に定められている。
別のラマ僧がその場所に入るのを許可されるのは、ただ彼らの内の一人の死に際してだけだ。

 ・・・・ラマ僧は何もしてはいけない。
仏陀自身が、彼の生涯で弟子たちに与えた約束に従って、彼らの前に現れる。
ラマ僧は指定された時間に、ただそこに臨席しなければならない。
そしてこのふたつの出来事の違いは、はっきりと理解されなければならない。


 仏陀は、各年の仏陀の満月の夜の特定の時間に、そしてヒマラヤの特定の場所で、彼は選ばれた弟子たちのために現われるだろう、という約束を彼の後に残した。
この約束された瞬間に、仏陀の大洋のような身体は波の身体の形を取り、集まった500人のラマ僧たちによって見られる。
しかしラマ僧は、彼ら自身が告げられた機会に臨席すること以外、そこに役目はない。

 二番目に、合計で500人のラマ僧たちが仏陀の出現の目撃者となっている。
・・・500人の人々が一緒に仏陀のヴィジョンを見る時、それは心理的(サイキック)な投映の場合ではありえない。
それだけではない。
全ての臨席する人々は意見を交換し、そのそれぞれの報告が他のものと一致する時だけ真実のものとして受け入れる。
・・・ラマ僧たちはどんな努力もしていない。それはただ、別の時に別の人によってなされた約束の実現だ。


 質問者:それは集団的な自己暗示の場合でありえますか?


 いや、それはありえない。そしてそれには理由がある。

 誰も彼もがこの500人のラマ僧たちの会議に入ることができるというわけではない。
このグループへの人の加入を決定する非常に厳格な基準がある。
唯一、彼らの無意識のマインドを知ることに十分成功した人々だけが、それに入ることを許される。
なぜなら彼らが自分の無意識の主人でない限り、彼らは個人的、あるいは集団的催眠の影響を受けるからだ。

 催眠は人の無意識のマインドに働きかける。
従って人が彼の無意識に十分気づくようになる時、もはや彼に催眠をかけることはできない。
彼の無意識の全てのがらくたを燃やして、そして彼の精神全体を照らさせた人を催眠にかける方法はない。
今や、彼らが結局はヴィジョンとイメージを映すようになるような、暗示が植えつけられ得るようなところは彼のマインドの中にはない。
だからラマ僧たちは、あらゆる新しいメンバーの加入に関しては、非常に厳格な規則を持っているのだ。
唯一、座に着いているメンバーの死に際してのみ、彼の場所を補うために新しい人が選ばれる。
そして彼が選ばれる方法は非常に変わっている。

 ラマ僧の世界のために人の選択を決定する奇妙で非常に困難な規則がある。
ただ彼の現在の生だけが審査されるのではなく、彼の過去生さえも調べられる。
この場所に値するために、彼は持続した精神霊的(スピリチュアル)な修行の長い記録を持たなければならない。
 例えば、現在のダライ・ラマは先代のダライ・ラマの魂を彼の中に宿していて、彼は後継のために選ばれた者だ。
ラマ僧が死ぬ時、彼は、自分は特定の、独特な印をもって次の生を迎えるだろう、
そして、これらの印に一致する子供を自分の後継者として選ぶべきだ、と言う暗号化したメッセージを自分の後に残す。
それは骨の折れる複雑なプロセスだ。
もし特有の印をもった子供がどこかの家族に生まれるなら、太鼓を打つことで国中に知らされる。
関係する家族は、彼の誕生に関係するラマ寺院に知らせなければならない。

 同様にダライ・ラマが死ぬ時は、彼の後継を見つけるために特定の手がかりを彼は残す。
これらの手がかりは秘密によく守られ、彼の死後に生まれる数多くの子供たちが、誰が前ダライ・ラマの化身であるかを見つけ出すために面接される。
そして全ての質問と印に答えた子供が、ダライ・ラマの後継として選ばれる。

 彼らが500人のメンバーの集まりの、欠員を埋めるためのラマ僧を選ぶ前に彼らは、
そのラマ僧が自分の無意識を知っていること、そして彼はもはや催眠にかからないことを確かめるための多くのテストを彼に課す。
だから集団催眠という問題は生じない。
そして覚えておきなさい。これらの500人のラマ僧たちが仏陀のヴイジョンを見るために一同に集まる時、彼らは全くの沈黙の中に立つ。あたりではひとつの言葉さえささやかれない。

                                     〜Krishna The Man and His Philosophy 15章 〜




inserted by FC2 system