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2013年1月9日-筆写
The Sound of Running Water

ザ・サウンド・オブ・ランニング・ウォーター

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燃え尽きたラジャス・エネルギー --- ボンベイ、公的生活から除々に身を引く 

 バグワンはめったにアパートを出ることがなかったが、一方では依然として時折5万人を超える大聴衆を相手にボンベイで講話を行なっていた。しかし彼は新しいエネルギーを密かにネオ・サニヤシンや待ち受ける巨大なワークに向けながら、すでに公的生活から身を引き始めていた。

全インドを旅した2年間は、後に彼によって招待の年と呼ばれた。彼は彼の人々を呼び、多くの人が彼を聞いた。すべてがなされたことに満足するかのように、彼は完全に旅することを止めた。1968年、彼のまわりに集まった小数の限られた弟子たちの核とともに、ボンベイのアパートメントに落ち着いた。
 誕生 --- 新しいエネルギーの歌があふれて

 1970年代の初頭になると、実験的で強烈な新しいワークを始めるためには、より大きくてより恒久的な場所が必要なことは明らかだった。大規模のアシュラムにふさわしい場所の探求が始まった。適切な場所を求めてボンベイ周辺の広い土地がくまなく調査された。ついにボンベイから100マイル南東にあり、暑苦しいボンベイ平野より標高の高いプーナの外れに移転することが決まった。プーナ高原の全地域は大勢の光明を得た存在と深いつながりがあり、近年ではメハー・ババの生地だった。それに先立ち、女性神秘家のババジャムが市の中心の樹の下に坐り、彼が来るのをずっと待っていたのだった。
 このときバグワンは42歳だった。最初に発火してから14年後に、ラジャス・グナのエネルギーの最後の炎がようやく燃え尽きた。新しいエネルギーの質が青灰色の玄武岩にかこまれた高原の上に高く歌い出した。


1973年頃

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