2012年10月11日-28日:インド旅行〜に行くまでの準備
6月15日
10月のインド旅行をどうしようか、と思案ちゅう〜〜 2009年に行った時に撮影した写真を、再度見直すれば、やはり、不満だらけ・・・
現在、HPに再アップ中で.再点検にまだ、かなり時間がかかりそう〜〜 やっぱり、また行かなければならぬか・・
カジュラホの彫刻、あの数に圧倒されて、現地での撮影は、頭が混乱してしまって、暑さのせいもあるし、一向に満足できる写真ができない。
今度こそ、頭をCoolに保って、やっぱり、また撮影しに行かなければならないか・・
で、
航空代金を探してみれば・・・一番安いので、中国東方航空が5万円以下であった! 燃油費込みで・・・
大丈夫かいな? この航空会社・・・中国か・・・なんか、好きになれんが・・・ こんな安くていけると、また誘惑されてしまう・・・
で、カメラも、
フィルムにこだわるか〜〜中古の一眼レフデジカメを買うか〜〜これも思案ちゅう・・・
フィルムだと、また30〜40本くらいいるだろう。どうしようか〜〜思案中〜〜
6月25日
20日頃から毎日、10月のインド旅行の計画で悩まされていた〜〜
で、ようやく大筋が決まって、今日、HISに予約を入れた。
最初は半ば行くのをあきらめていたが、中国東方航空の格安航空券を見つけて、それで行く気になってしまう〜
10月11日出国、29日帰国で、41,370円 行き先はコルカタ。
当初はデリー往復で考えていたが、方位取りをかねているし、デリーは方位的によくない。インド滞在期間としては、これまでで最長。
訪問予定都市は、バラナシ、カジュラホ、アグラ、サンチー、エローラ、アジャンタ、ブバネーシュワル、コナラク。
この中で、初めて訪れるのは、サンチー、ブバネーシュワル、コナラクの三ヶ所。
コルカタからバラナシへ行くので、ブッダガヤに行こうとも思っていたが、特に興味の持てるのは菩提樹とナーランジャナ川くらいで、
シンボル的な大精舎寺院も後世の最近になって建てられたものだし、世界各国の仏教寺院が集まっていて、
どうもテーマパークのような趣が好きではない。
ナーランダにも行こうか、とも考えたが、ここはかつての仏教大学跡で、かの西遊記の玄奘もここで学んだのだが、今はきれいに整備され過ぎている。
現代の手が加えられ過ぎている所は好きではない。
旅行計画で悪戦苦闘したのは、インドの交通事情のせい!インドでは、とにかく時間通りに進行しない。電車も飛行機も、遅れるのが当たり前。
2〜3時間遅れなんて普通だし、定刻通りに出発することの方が、逆にめずらしい。
だから遅れることを考慮して、計画を立てなければならない。というか、計画そのものがあまり意味がなくなってくる。
インド旅行は、行き当たりバッタリが一番だろう。計画は大まかで、あとは成り行きまかせ、でないとやっていけない。
ツアーだと、専用車で移動するので、こんな苦労はないだろう。その分、自由時間が制限されているが・・・
インド人にはだいぶ慣れているが、それでもやっぱり、あまりかかわりたくない。とにかくウザイ!信用できない!疲れる!
遺跡巡りだけに集中したい。
さて、今回はどうなることやら・・・・
6月29日
ここしばらく、ず〜〜っとインド旅行のプラン作りに悩まされている。
とりあえず、往復航空券は最安値で入手できたから、まず、無事に帰国できることが第一。
今はネットからいろんな情報が得られるので、それはずいぶん役立っている。インド国内の飛行機や鉄道の時刻表もわかる。
・・・・が、これが難儀なもので・・・遅れるのが当たり前のインド。だから、時刻表の時間など、あてにならない。
その遅れる時間がハンパでない!ひとつの便が遅れたりすると、後の予定は総崩れになってしまう。
そのための、予備用の日を設けることが必要だが、どうなるかは、現地に行って、その時になってみないとわからない。まさに、運しだい〜〜〜
インドで予定はそもそも不可能!予定通りに進むことは、奇跡的なこと。インドに効率を求めることは無理。
成り行きまかせで、行くしかないのだが、でも、予約しないと、満席になって乗れなくなったりする。
今のところ、全行程の前1/3までは予約確定で、あとはまだ未定・・・
とりあえずホテルは確保したが・・・安宿なら、現地で探しても大丈夫だが、安宿は、本当に休めない。
その理由・・・汚い、シャワーが貧しい、騒がしい・・・旅を楽しむためには、十分疲れを回復することが大事で、
そのためには、ある程度、ホテルに出費することは必要となる。同じところに長く滞在するのなら、問題はないのだけど・・・
問題は移動〜〜それも長距離の移動〜〜たぶん、やはり、現地での成り行きまかせ、になるだろうか・・・
予約キャンセルの出費は覚悟すべき、だろうな・・・なんとも、我が身の安全が第一だから・・・
6月30日
頭の中は、インドだらけ〜〜〜
カメラについて、
旅行目的は写真撮影なのだが、カメラは、約20年ほど、NIkon FM2 マニュアル、ネガフィルムで撮ってきた。
前回のインド・カジュラホ旅行でも、その装備で行ったが、望遠レンズのピントが合わず、ほとんどピンボケになって、大失敗となる。
原因はレンズ自体のピントが合わなくなっていたためだが、それでなくても、インドの日中、炎天下の下で、望遠のピントを合わせるのはすごく疲れる。
それで、二ヶ月後の再度カジュラホ訪問で、生まれて初めてAFで撮ることにした。ヤフオクでNIkon Uを入手。マニュアル撮影のこだわりを捨てる。
それで、ピント問題は解決したが〜〜〜フィルム撮影にもこだわっていた。
前回の旅行では、撮影した本数は約30本〜〜 3〜4日の日程で〜 これも荷物になるし〜
空港のX線検査では、機内預け荷物はX線が強いので、フィルムは感光されてダメになるから、手荷物にしなければならない。
そして現像代もかかる。1本600円だから、30本としても18000円!
今は、プリントせずに、フィルム現像だけで、それをスキャナでPCに取り込むのだが、1日に取り込める本数が、
せいぜい2本で、画像処理などすると1ヶ月以上かかる。
で、今回は18日の旅〜 フィルムは、量的に無理・・・
なので、初めてデジカメ一眼レフを使おうと思っている。カメラはまだ購入していないが、
ねらい目は、Nikon D80あたりか・・・ヤフオクで、3万円前後で見つかるが、けっこう人気があって競争が激しい〜〜
フィルム現像代と比べても、新しくカメラを購入したほうが安い。
あとは・・・ ミニノートPCも欲しい〜 そうすれば、撮ったその日にPCに取り込めるので、いくらでも撮影できる。
・・・と、どちらも購入できればいいけれど・・・
7月 9日
6月の中頃から悪戦苦闘して予定を立てたインド旅行の予約がようやく全部完了した。
そもそもは、中国東方航空の激安のチケットを見つけてから行く気になったのだが、ただ・・この航空会社、サービス面ではすこぶるひょーばんが悪い。
まあ、安いから仕方ないけど・・・
最初はインドのデリー往復で考えていた。日本からの便はほとんどデリーに行く。この航空会社の料金は、デリー往復で5万5千円ほど〜〜
これでも十分安いが、方位的にデリーは、ちとヤバイので・・・
この旅行は方位取りが一番の目的で、10月の西大吉方位を取るためだが、デリーは北西との境界に位置し、方位取りの効果は弱い。
確実な西の方位として、コルカタ(昔のカルカッタ)があり、ここの往復だと4万1千円ほどで、さらに安くなってこれに決定する。
問題は日数だが、最初はカジュラホ、アグラが主要だったので、一週間か10日くらいにしていた。が、どうせ行くなら、と欲が出てきて、行きたいところをピックアップして、日数を延ばし、その移動方法を検討していくが、これがなかなか決まらない。航空券も、期日によってはすでに満席の日もあって、早く決めなければ、というあせりが出てくる。これはインド国内便も同じで、人気の航路はすでに残り数席という状況で、安い席から埋っていく。同じ便でも安い料金と高い〜正規の料金とは5倍くらいの差がある。 前回のインド旅行では、予約する時期が遅すぎたので、国内便は一区間3万円ほどで購入した。今回は、ほぼ同じ区間を6千円ほどで購入できた。
鉄道の予約が・・・
2011年に規定が変わって、日本からの個人的予約が非常に困難になってしまった。旅行会社に代理で予約すると、一件につき数千円の手数料がかかる。前回世話になった、インドのロニシゲタトラベルに頼んでも、一向に返事がこない。
いろいろ探しているうち、プーリーという都市にサンタナグループという日本人の経営する日本人のための宿を見つけ、ここが鉄道の手配もしてくれるというので、 ここにお願いして全部の鉄道の予約をやってもらう。手数料は一件につき150ルピー(約260円)ということで安い!
それでも、一区間(プーリー〜コナラク)がすでに満席だったため、飛行機に変更するが・・・3ヶ月前でもう満席なのだ。インドの鉄道は・・・
プーリーは、コナラクのスーリヤ寺院に行くための拠点。
で、旅行行程は
コルカタ〜(飛行機)〜バラナシ〜(飛行機)〜カジュラホ〜(鉄道)〜アグラ〜(鉄道)〜ボパール・サンチー〜(鉄道)〜オーランガバード、アジャンタ、エローラ〜(鉄道)〜ムンバイを経由して〜(飛行機)〜ブバネシュワル〜(車)〜プーリー〜ブバネシュワル〜(飛行機)〜コルカタ カジュラホからオーランガバードまで、鉄道で移動が続くが、これ全て夜行寝台車。 これがどれだけ疲れるか心配だが・・
当初の予定では金曜日にアグラ滞在をもってきていたが、タージ・マハルが金曜は休みと知って、一日ずらしたため、少々無理な日程になる。サンチー行きを止めれば、もっとゆとりが出来たが、サンチーの寺院を調べるにつれて、これは絶対行かなければならない所になってしまう。
国内便は全てネットで直接航空会社に予約する。ホテルは、ほぼExpediaとAgodaから予約。
19日間の旅、普通にツアーに参加すれば、軽く30万円以上はかかるだろうが、なんとか11万円ほどでおさまる。
で、
テジカメの方も、レンズはフイルム用のが使えるとのことで、本体だけNikon
D70をヤフオクで落札。予約すべきものはほぼ済ませる。
あとは、ビザを無事に取得できること〜〜 これもまた、最近方法が変わって、一層ややこしくなったようだし〜〜
7月21日
なんだかんだで、ようやくインド旅行の予定が出来上がったけど〜〜
これまでの経過をまとめると、やぱり、6月の運気が下がったからなのか、 それまで2月から集中的にやっていた和尚の「トランスミッション・・・」の翻訳も、集中がなくなり、他の方に気がいったりして、 ネット上で、他の人の撮ったインドの写真などを見たりしているうちに、 自分の撮ったインドの写真がまだまだだ、ということを感じ始め、特に、タージ・マハルと、カジュラホの撮影を撮り直したくなり、 6月は、ほぼ、自分の撮ったカジュラホの写真の再点検、HP再作成にかかり、で、やっぱり、インドに行かなければ心残りになるだろう〜〜、と思い、 気学の方位的に見ても、今年の10月は、西が大吉で、こんなチャンスはめったになく、 この時期をのがすと、次の西大吉の時期は、2018年10月までしかなく、方位の影響は、自分の体験からも感じているので、無視はできないし、
それで、インドに行くことを決めたのだが、
とりあえず、インドまでの航空券を探すと、格安で中国東方航空というのが見つかって、 だいたい、インド行きとなると、デリー行きが主で、デリー往復で5万5千円ほど〜〜 これでも十分安いのだが、 デリーの方位が気になり、方位取りも兼ねての旅行だから、吉効果を効率よく得るためには、できるだけ方位の真ん中に行く方が良く、 他の方位との境界には行かないほうがベストなのだが、この時期、西は大吉なのだが、その両側の北西と南西は大凶になっている。
デリーの位置は、西と北西との境界か、やや北西よりのようで、このへんが微妙ではっきりしない。 それで、より西の方位の都市として、コルカタ(昔のカルカッタ)があり、ここへの発着便だと、同じ航空会社では4万円であり、 他の会社の便では、どれも10万以上なので、無事に着いてくれりゃ問題ないと、思わず購入してしまったのだが、
後から、この航空会社の口コミを調べてみると、まったく悪評だらけ・・・
キャビン・アテンダントは無愛想、機内食は最悪、席は狭い、汚い、そして遅れる・・・ 中国の航空会社なので、嫌な予感はしていたが、やはり中国人のマナーの悪さへの口コミも多い。 機内で騒いだり、ケンカしたり、他人の指定席に坐ったり、など、傍若無人・・・ 安いなりに我慢するか〜〜 少し高くても、快適な便にするか、悩む・・・
自分がどこまで我慢できるか、だが・・自分としては、かなり我慢強いほうだが〜 これまでも、機内でいろんな客を見てきたし〜〜 だいたい、中国系のはこんな感じで、昔は大韓航空をよく利用していたが、これも格安だったが、やっぱりよく遅れるし、CAも冷たかった。
方位的には、西の真ん中を飛ぶのでベストなのだが、それでも、帰国便に乗継ぎがあり、2時間半の待ち合わせだが、1〜2時間遅れるのは普通だとか・・・ それじゃ、乗り継ぎに間に合わないし、後の便は待ってくれないらしい。 そうなっても、この航空会社、何のフォローもしないらしく、案内もなく、最悪、中国で一泊となっても、ホテル代は自分持ちだとか・・・
で、精神衛生上あまり良くないので、キャンセルした。
購入前に、こういうことがわかればよかったけど、でも、まだネット上で知ることが出来るだけでもありがたい。何も知らずに行って、トラブルに遭うよりかはいい。 いままで私も、海外でいろんなトラブルに遭ってきたので、それがトラウマになっているようで、もう、うんざりという思い〜〜 安かろう、悪かろうだった・・・
で、他の航空会社を探すと、次に安いのはタイ国際航空、ここは信頼できるが、11万で、バンコクでの乗り継ぎ時間が8時間! いままで経験した乗り継ぎ時間の最長が、アムステルダム空港での7時間。 でもここは、瞑想室があったので2-3時間瞑想できたし、仮眠できるリクライニング・シートもあった。施設はとても充実している。 バンコク空港には、そんな施設はない。前回のインド旅行でも、バンコク空港で6時間待ったことがある。これは、疲れる・・・
そんなとき〜〜 他のサイトでANAの格安航空券を見つけた。全日空もがんばっていた〜〜! 8万8千円で、バンコク乗り継ぎ時間2時間半で、インドの航空会社ジェット・エアウェイでデリーに行く。 なにより、帰国便はインド〜日本を直行なのだ^^ ただし、到着は関空ではなく成田。成田から羽田に乗り換えて、伊丹着となる。それも込みでの価格。 いいものを見つけた感じ〜〜〜^^ ANAは、文字通り、穴(アナ)だった。
7月24日
予約していたインド国内航空ジェット・エアウェイより、予定しているフライト、バンコク発デリー行きの便が2時間遅れるとの連絡あり。
当日のごたごたで遅れるのならわかるけど、まだ2ヶ月以上も前に、遅れることが決まるなんて、何が原因だい?
これで、4時間の乗継時間で予定していたデリー〜バラナシの便が乗れなくなった。
乗継時間が2時間になっては、入国手続きに1時間、国際線から国内線への移動に1時間・・・・無理!
乗継便も、2時間ほど遅れてくれれば助かるけど〜〜 そんな期待は止めて、急遽、列車での移動を考える。
インドの列車予約もややこしくなって、個人でやるのは大変で、 プーリーのサンタナ・ロッジというところが安い手数料で代行してくれるので助かっているが、 とにかく、その日にバラナシに行かなければ、後の旅行日程がメチャクチャになる。でも、これがインド・・・
デリーからバラナシまで、飛行機で約3時間〜〜列車で13時間・・・・
最悪、バラナシ行きを止めて、カジュラホ行きを早めれば、少しは楽だが・・・
旅の主な目的地はカジュラホだからな・・・でも、バラナシにも行きたい・・・
まあ、乗継便に間に合うかどうかは、現地で様子を見よう〜〜遅れてくれることを願って・・・
やっぱり、インド旅行は、成り行きまかせだな・・・
7月29日
インド行きを決めてから、気が休まらない。その一番の理由が、インドの鉄道。
時間通りに運行、発着しないのは有名だし、それに、車内アナウンスもない。つまり車内で次の停車駅を言わないのだ。 時間通りに動かなくて、しかも停車駅のアナウンスもなくて、インド人はよく自分の降りる駅を間違えないものだ、と不思議である。
今回のスケジュールでも、飛行機か鉄道か、の選択肢があるところは、少し高くついても飛行機を選んだ。
時間も短いし、黙ってても目的地に運んでくれる。ただし、欠航することがあるが・・・
利用する鉄道区間は、飛行機の飛んでいないところ〜〜 それもみんな夜行列車で、夜中や、明け方に到着する。
そしてそこは終着駅ではない。乗り過ごしてしまう危険がある。だから気が休まらないのだ。
方法としては、車内で眠らずに、時刻表を持ち、停車駅と停車時刻をいちいちチェックしていくことになる〜〜夜中に・・・・
前のインド旅行で、一度乗り間違えているから、それがトラウマになっているのかも〜〜
真夜中に、見知らぬ駅で迷い、書かれている言葉はヒンドゥー語で読めない・・・広いインドの大地に、自分ただ一人路頭に迷う・・・
あの時は、本当に孤独感を味わった・・・
8月 8日
本日、インドのビザをPCよりオンライン申請する。
大阪の管轄では、オンライン申請でしか受付けないそうで、10月出発なので、まだ余裕はあるだろうと、試しに入力をしてみたところ、
申請日は9月4日と指定された!
は??
この日より前に申請しても受付けない、ということ? 今日は8月8日、なんで一ヶ月近くも処理に時間がかかかるのだ?
なんのためのオンラインだよ!
手書き申請の頃は、その場で申請を受付けて、一週間後には発行されてたのに・・・
最初は9月に入ってから申請するつもりだったから、その頃にやっていたら確実に間に合わなかったのだ。
それに、申請日確定にこれだけ時間がかかるなんて、HPのどこにも説明されていない・・・
入力画面で必要事項を記入した最後に、申請日の選択がある。選択ったって、9月4日から7日の間で選べって・・・イミワカラン・・・
もし、申請日に書類の不備があれば、また一からやり直しとなる。つまり、また一ヶ月待たなければならない・・・
ということは、9月の申請で、受付けられなかったら、インドには行けない、ということになる。
恐るべしインド・・・
8月19日
30年前の初めてのインド旅行で十分インド人不信になったし、だから、インドで好きなのは宗教的遺産であって、インド人ではない。
現代インドには全く興味はない。だがインドの宗教遺産を訪ねるためには、現代インドとも関わらなければならない。
それがめんどうで、疲れるし、危険なところでもある。だからインド旅行は、行きたいけど、行きたくない。複雑なもの〜〜
インド人もめんどくさいけど、もっとめんどくさいのが、バックパッカーという長期旅行者。
彼らは自分の旅行哲学を押し付けて、地球の歩き方をバイブルとし、短期旅行者や団体ツアー旅行者を見下す。相手にならないほうがいい。
ビザの規定が変わったので、長期旅行はやりにくくなったと思うけどな・・・・
インドのスピリチュアルな黄金時代は12世紀くらいまで〜〜
7世紀に玄奘がナーランダを訪れる。チベットに仏教が伝わったのもこの頃。日本は大化の改新の時代。
8世紀から11世紀にかけて、インドに仏教寺院が建てられる。日本では遣唐使、最澄・空海の時代。
12世紀にイスラム教徒によってインド全土の仏教寺院が破壊される。タージ・マハルが16世紀ころ・・・
その後、20世紀のイギリス統治で、宗教的脈絡は断たれたといわれる。
現代インドは非常に物質主義的になっている。そのへんは興味がない。
あるとすれば、インド映画音楽くらいかな〜〜 インドの宗教遺産、美術には接したいが、インド人とは接したくない。
だからインドの旅はめんどくさい・・・
8月20日
インド人と関わりたくない理由〜〜 インドの町を歩いていると、必ず向こうから声を掛けてくる。
「どこへ行くのか?案内しよう」「ホテルは決まっているのか?安いホテルを紹介する」「私の店に来てくれ。見るだけでいい」
だいたい、これが決まりセリフ。こちらが断っても、ずーっとついて来る。これがしつこい、うっとうしい・・・
一人にさせてくれない。彼らにとっては営業である。で、特に日本人は金払いのいいお客さんである。ようするに、カモである。
だから、狙った獲物は逃さない。まず、インドで一番多く使う言葉は「ノー・サンキュー」だろう。
街での移動はタクシーかオートリキシャになる。
乗る前の値段交渉は絶対に必要。でないと必ずぼったくられる。そのためにも運賃の相場を知らなければならない。
〜〜それで今、ネット上のインド体験談を読みあさって、料金の相場を調べているところ〜〜〜
タクシーは、途中でガソリン代を請求してくることもある。で、まずストレートに目的地には行かない。
だいたい、自分の管轄する店に立ち寄り、そこで買い物をさせようとする。
断っても、それを素直に聞き入れて店を去るか、しつこく勧められるかは運転手しだい・・・運しだい・・・
精神的にイラつくし、時間のロスになる。インドでは、自分の運が試される。
出会いの時は、とても友好的でも、最後になって金を要求してくることはよくある。
その時はもう友好的な表情は消えている。最後になって態度が一変する、ということはよくある。
インド人にどこまで心を許せるか〜〜 これも人によるだろうが、まず許さないほうが無難である。油断できない。
もちろん、窮地に陥ったとき、助けてくれたインド人は何人かいた。そういう人に出会えるかどうかも、運しだい〜〜〜
最初に、そういう人物かどうかを見極めることが難しい。
日本人が好きなインド人は多いが、インド人の好きな日本人はあまりいないんじゃないのかな〜〜
ようするに金しだいなのだ。金さえ払えば、彼らはとても親切で友好的で楽しい。インドでは、自分の運が試される。
9月 4日
本日、大阪のインド・ビザ申請センターに行く。
9時開館で、9時15分頃に着いたが、すでに10人ほどが待っていて、二つの窓口ではそれぞれ何やら揉めている・・・
やはり、書類の記入の不備やら、写真のサイズの違いやらでダメ出しされているらしい。
書き直しで、毎日来ている人とか・・・まだ、オンライン申請のことを知らずに来ている人もいる・・・
すんなりパスしているのは、だいたい旅行代理店のビザ代行者らしき人くらい・・・
私の番になって〜〜〜
パスポートの発行地を大阪と書き間違えたところを指摘される。本当は奈良・・・これは私のミスだが、
もうひとつ、過去のパスポートのナンバーと、過去のインド・ビザのナンバーを書く欄があって、そこに記入していたので、昔のパスポートを見せろ、と言う。
昔のパスポートまで必要だとは聞いていない。ナンバーが書かれてあるのなら、それを証明するものを持ってくるのは当然だろ、と言う。
それならそうと、HPのビザ申請の説明の中でちゃんと書いてくれ。そんなこと、書かなくてもわかるだろ。という態度が気にさわる・・・
まあ、それでもなんとかパスできて、申請完了!受け取りは9月10日。
ようするに、過去にパスポートやビザを取得したとか、過去にインドに行ったことがあるといったことは、書かないほうがいいということ、
インドは初めてです、という形で進めるほうがいい、ということだろう・・・
なにはともあれ、無事に関門クリアー!
10月 2日
旅行出発が10日・・・正確には11日の夜中なので、あと9日〜〜 予定のあれやこれや・・・
まず、インド入国はデリー。
このデリー空港がリニューアルされて、すごく大きくなった。その分、空港内での移動に時間がかかる。
予定では、デリー空港到着後、国内線に乗り換えてバラナシへ行く。乗り換え時間は6時間。
国内便の都合で、ターミナルが違うため、リムジンバスで移動、これの所要が30分。
6時間の余裕があるので、デリー観光ができるかな?と思ったりして、調べたら・・・
デリー空港からニューデリー市内まで地下鉄が通っているらしくて、所要時間は約15分。バスだと1時間。
地下鉄利用だと、ラール・キラー(別名レッド・フォート)という城を見物できるかも、と思ったが、
地下鉄路線途中の高架に問題があって、ネットでは9月には開通の予定となっていたが、
シゲタトラベルの話では現在までまだ動いていない、との情報。
そのシゲタトラベルに、車をチャーターしてデリー観光できるか?と、問い合わせたら、車代4,500円する、と言われて、高すぎるので止め。
HISでも、似たような金額みたい〜〜 もったいないので、デリー観光は止めて、おとなしく空港内で時間つぶしをしよう〜〜〜
プランでは〜〜
デリー→バラナシ→カジュラホ→アグラ・・・の順。これ、移動距離的にはすごく無駄なルート、
地理的に見て、デリーから近い順だと、アグラ、カジュラホ、バラナシとなる。普通、日本からデリー到着は夜中の便が多い。
夜中到着だと、ニューデリー駅を朝出発する列車に乗り継いでアグラに行ける。
前回のインド旅行では、これを利用したが、今回は、デリー到着が昼間。
鉄道への乗り継ぎが悪いので、こういうプランになった。
で、バラナシ到着は、夜の7時半、そこから市内まで車で1時間かかる。夜のバラナシは非常に危険なので、当然予約しているホテルに送迎を頼む。
バラナシは、インドでも特に危険な所のようで、毎年何人かの日本人が行方不明になっているし、実際に殺された人もいる。
ただ、危険な地域は特定されているから、そこに近づかなければいいし、夜間に外出しなければ問題はない。
今回のイスラムによる反米デモで、このバラナシでもデモは起こっているらしいが、テロは起こっていないらしい。
油断はできないけど、とりあえず、このバラナシには1日半だけ滞在予定。
で、バラナシのホテル〜〜〜
当初は、オーナーが日本語が話せるとか、日本人旅行者が多いとかで、この、ガンガー・フジ・ホームを予約する。
ただ問題は、場所が路地の入り込んだ奥にあって、ガート(ガンジス川岸)まで行くのがわずらわしい・・・
時々、牛さまが入り口を塞いだりするらしいし・・・
それで、こっちのホテルに変える。ここはネットの口コミでもかなり評判がいい。
こちらは、先のホテルより少し高いが、ここのオーナーも日本語が話せる。
場所的にもガートの近くなので、バラナシについてはひと安心!
10月 9日
今日で、ほぼ荷物の準備は整った。出発は、11日の0時30分なので、家は10日午後6時頃に出れば間に合う。
一応、スポーツドリンクのペットボトル2リットルも持っていく。機内預けならOK。
最近インドに行って、水に当たり、体調を壊して急遽帰国し、現在入院している人がいる。 現地の水は、市販のペットボトルでもヤバイらしい。
心配なのは自分の体調〜〜
これまでのインド旅行は、せいぜい5日間ほどだったから大丈夫だったけど、今回は約20日間・・・
一週間を過ぎたあたりが要注意かも〜〜〜
スケジュールとしては〜〜
初日がバラナシ・・・サルナートにも立ち寄る。サルナートは仏陀が最初に説法した地。
飛行機でカジュラホに移動。ここで3日ほど過ごす。
鉄道でアグラへ行く。約9時間の旅。タージ・マハルとアグラ城だけ見て、あとはホテルでゆっくり休む。
その日の夜行列車でボパールに行く。約7時間。ボパールは、サンチーに行くための拠点。
ボパールから夜行列車でアウランガバードに行く。約7時間。
アウランガバードに3日ほど滞在し、エローラ、アジャンタを観光。
アウランガバードから飛行機でブバネシュワルに行くのだが、直行便がなく、一度ムンバイに立ち寄る。
ムンバイで一泊〜ただ飛行機乗り継ぎのために〜〜
ブバネシュワルに一日いて、タクシーでプーリーに移動。プーリーはコナラクの太陽寺院の拠点。
ここに2日ほどいて、またブバネシュワルに戻り、ここから飛行機でデリーに行き、29日夜中の帰国便に乗る〜〜〜
という予定〜〜
ホテルと飛行機・鉄道はほとんど予約・支払い済で、あとは、現地でのタクシー代やら食事代、施設入場料がいるくらい〜〜
面倒なのがタクシーやリキシャ代・・・毎回いちいち料金交渉をしないといけないから。
相場もわからないし、値切れる限界でも、実際はぼられているらしいし・・・これが疲れるのだ〜〜〜
日本円にしたら、100円、200円の話なんだけど・・・・
・・・・で、10月10日に出発・・・・