カジュラホから夜行列車でアグラへ行く。カジュラホ駅始発なのに、自分の席の車両がわからない。インドの列車はよくわからん!車掌に連れて行ってもらって自分の寝台席に着く。二段寝台の上段。下では韓国のおばさん集団ががやがや騒いでいる。話の中でアグラという発音がする。彼女たちもアグラ行きの様子・・・
8時間の旅で、アグラには夜中2時20分到着予定。ホテルの送迎は、夜中だということで送迎代を500ルピーに値上げてきた。ま、仕方ないけど・・・
目覚まし時計を掛けて寝たが、しばらくしてふと気がつくと、下の韓国おばさん集団がいない。ぼちぼち到着のようで、こちらも出口に向かう。とりあえずは寝過ごすことがなくてよかった〜〜
出口で美しい西洋人の女性旅行者と会う。一人旅とか〜〜
列車はゆっくりとスピードを落として行く。突然、出口の外から激しく叩く音がする。人が扉を外から叩いている。この列車の扉は内側からロックされていて、外からは開けられない。扉のそばでは一人の男が熟睡している。どうやらこの男が扉を開ける係りで、そいつを起こすために外から扉を叩いているのか・・・ なんという原始的というか、素朴なシステムだろう〜〜〜 扉係りの男はまったく気づかず眠りこけているので、私が彼の身体を叩いて起こした。それで彼はあわてて起き上がり、無事に扉を開け、駅に着いて下車することができた。 なんとも世話が焼ける〜〜
夜中のアグラ駅でも人は多い。出口ではリキシャの運転手たちが路上で寝ている。インドでは路上で寝ることはまったくめずらしいことではない。いたるところで毛布一枚にくるまって人が寝ている。そこに唯一、ホテルの送迎者が待っていた。
ホテル・チェックインは夜中3時。あまり眠気もなく、早朝タージ・マハルに行く準備をする。
6時前・・・ まだ早いかな〜〜と思いつつ、ホテルを出てチケット・センターまで歩く。チケット・センターからタージ・マハルまで約1kmちょっと。ホテルはその中間、センター寄りにある。こんな時間からも、サイクルリキシャが寄ってくる。歩くからいいと断ってもしつこく迫ってくる。チケット・センターではすでに多くの観光客が並んでいた。午前6時・・・
入場料750ルピー。ここで飲料水と、土足禁止の場所を歩くために靴を覆うビニールカバーをもらう。私はサンダルで、裸足で歩いたので必要なかった〜〜
ホテルは前回(2009年)と同じタージ・プラザ・ホテル。ここを選んだ理由は、駅までの送迎があること、タージ・マハルと東口チケット・センターの中間に位置していて、場所的にいいこと、スタッフの対応も誠実であることから。 ただ送迎代は夜間ということで500ルピーかかった。
リキシャがあまりにしつこいので〜〜アグラはしつこいとは聞いていたし〜〜タージ・マハルからアグラ城への移動もあるので、それも含めて120ルピーで承諾した。リキシャにのってタージ・マハルへ行く。通常は電気自動車がセンターとタージの間を行き来している。遺跡保存のため、ガソリン車は乗り入れが禁じられている。
タージ・マハルの入口では、もう長蛇の列が並んでいる。みんな西洋人ばかり〜〜 6時半に開門。男女別に並んで入念なセキュリティ・チェックを受ける。 あらかじめ撮影ポイントを探していたので、そこを重点的に、約3時間ほど撮影した。 ただ・・・この頃からカメラの露出機能が狂い出してきた〜〜〜
東口チケット・センター。写真は昼頃に撮影したもの。
午前6時過ぎのタージ・マハル東門前。開門は6時30分