ポルタ・ニグラ 「黒門」と呼ばれるこの城門は、二世紀の末期頃、市囲壁の北門としてローマ人によって築かれた。 高さ30メートル幅は36メートル。 ローマ時代に築かれた城門の中では最大級。 素材に使われている自然石の色は、明るい黄色であったが、完成してから100年を経過するうちに黒ずんできた。 四方形の石のブロックは、鉄鈎だけで結合されているが、優れたこの城壁建造技術による強固さがこの門を難攻不落の門としている。
1993年12月28日
Porta Nigra
ポルタ・ニグラ