3月3日
平昌オリンピックを観て、一度にフィギュアの羽生結弦のファンになってしまった。彼の演技は本当に美しい。フィギュアで、しかも男子の演技にこんなに夢中になったのは初めてだ。録画した映像を何度も観ている。
でも、4歳からスケートを始めて、現在の23歳までスケート一筋の人生である。自分の人生を幼い頃から一つに定められることもすごい。それと周囲の支えがないとやっていけない。特に家族の支えは大きい。活動費だけで年間1000万円くらいかかるらしい。成績がよくて注目されればスポンサーがつくが、そうでなければ全て実費である。それでもオリンピックに出場できるのはほんの限られた人だけであるし、そこまでいかない人たちは数知れない。
こういう人と自分とを比較することはバカげている。そもそも生まれ育った環境が違いすぎる。私は私の人生を生きるだけ。
統計では、若者の自殺率が高く、先進国では日本が一番らしい。ほとんどの理由が自分の存在価値を見出せないということ、つまり、何のために生きているのかわからない、ということらしい。虐待された子供を受け入れる施設も定員オーバーでどこも手に負えない状態らしい。社会が精神的に病んでいるのが見える。
オリンピックは興奮と夢と感動を与えてくれるが、そこに出られる選手たちはほんの限られた選ばれた人だけだ。それも幼い頃からその一つの競技だけに全人生を捧げて打ち込んできている。そうでないとオリンピックには出られない。そのレベルの高さが人の人生を左右させていることに複雑な思いもあるが、本人がそれをやりたくてやっているわけだし、逆にそこまで人生を賭けられるものがあることはいい、とも言える。
ほとんどの人たちは、何をしたらいいのかわからず、それを探しながら生きている、それを探すために生きている、というのが本当だろう。
または、やりたいことがあっても、経済的な面や人間関係や環境面で自分の思い通りに行かない、というのが現状だろう。
3月21日
家からスーパーまで500mの距離だが、歩くようにしてからだいぶ足が強くなった気がする。それに加えて最近からつま先だけで歩くようにしている。これも結構腿にくる。オリンピックのスピードスケートの小平奈緒選手のトレーニングに一枚歯下駄を履いてバランスを取るものがあり、それが興味を引き寄せた。一枚歯下駄といってもつま先の部分しかなく、かかとの部分はないもので、それを購入するのも高くつくため、とりあえず似たような効果を期待してつま先だけで歩くことにした。
2018年 3月
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