11月2日

 右足の病気に加えて、2週間前に右肩を痛めた。この症状は二度目で、原因ははっきりしている。パソコンのマウスの使いすぎ〜〜
漢方薬の服用で、一週間でかなり楽になった。

 右肩を痛めた症状と、そのための不便さは〜 まず、腕全体に力が入らない。
痛くて腕を上げられない。かと言って、だらんと下げるのも痛む。
肘を曲げた状態でいることが、なんとか一番楽な姿勢〜〜 自力では、臍より高く上げられない。
握力もなくなる。

 そのため、ペンで字が書けない。箸が持てないので、右手で食べられない。歯磨きができない。
これらは全て左手でしなければならない。
風呂でも、左手一本で身体を洗うのだが〜左腕は洗うことができない。
胡坐で座っていて、立ち上がったり座ったりが困難になる。
この運動で、いかに肩に力を入れているかがわかった。

 痛みは一日中あるが、特に夜寝ると痛みがひどくなる。
その原因は身体の姿勢にあった。上半身を横にする〜〜地面に対して水平にすると、痛みがひどくなるようだ。
どう寝返りを打っても変わらない。
上半身を垂直にする〜〜つまり、座っていると、いく分楽になる。だから、二晩ほどは、ベッドではなく座椅子に座って寝た。
上着の袖に腕を通せない。服の着替えが、やりにくくなる。

 そのように、この痛む一週間は、ほとんど左手だけで生活した。

 現在は、ほぼ痛みは消えて、普通に右手を使うことができるようになったが、
肩ひとつ痛めるだけで、いかに生活が不自由になるか、しみじみ実感した。 
足腰の痛みからとは、また別の不自由さがわかった。逆に、右手が自由に使えることのありがたさも知った。

 それがきっかけで、今、パソコンのマウスは左手で使っている。慣れればなんとか使える。






11月13日

 前々回の日記で・・・ノートPCをサブにもう一台買っておこうか、とも思っているが、
Win XPで現在使っているノートと同等以上のスペックのある中古ノートPCが、なかなか見当たらない。
〜と書いていたが、それが見つかった!

 今、使っているPCは、IBMのThink Pad G41。
3年前にヤフオクで7800円で落札したもので、
OSはWin XP SP3 CPUはPen4 3.06GHz 
15型モニターで、メモリ1GB(後で自分で増設) HDDは30GB

 ほとんど毎日、朝から晩まで使っているが、Pen4がなかなか高熱を発散する。
夏場はきつい。オーバーヒートで電源が切れたこともある。
それと、液晶モニターに縦線が入り始め、その数がだんだん増え出している。
 壊れた時の予備として、同種以上のモノを探していたが、同じIBMのThink Pad R60eをヤフオクで4000円で落札!
その現物が今日、手元に届いた。

 スペックは〜 OSは同じWin XP SP3 
CPUはCore 2 Duo T5500 1.66GHz 
Pen4よりもかなり上位の品らしいが、その違いはあまり感じられない。 
データ上ではだいぶ優れているらしいが・・・ ただ、発熱はだいぶ低くなっているみたい。 
メモリは1GBでHDDは60GB。

 ただ、こいつは、メモリ増設がかなり大変らしい。
内部のかなり込み入ったところにメモリがある。とりあえず1GBでも十分だけど・・・ 
エクセル、ワード、pdfファイルのデータが主なので、HDDの使用量はせいぜい5GBほど〜〜 容量としては十分。
 どちらも、8年か10年前に発売されたPCで、発売当初の価格は約16万円ほど・・・  
それが4000円で買えた〜〜^^ それも、ほとんど美品。

ヤフオクはありがたい! それだけに、品選びは慎重でなければならないが・・・
 Windows XPにこだわるのは、使っているアプリケーション・ソフトが全てXP用だから〜 
マイクロソフト・オフィス、家計簿ソフト、フォトショップ、ホームページ・ビルダー等々・・・
 セキュリティ面でも、一度もアップデートなしで、現在までまったく問題なし。 
これで、少なくともあと5年以上は使い続けて行きたい。






11月26日

孤立感・・
社会、周囲に合わせて生きることの苦痛を昔から感じていた。

自分がわからず、自分らしさがわからず、自分の生き方、自分らしい生き方がわからず・・・ 
唯一、他人からの自分への評価をあてにして生きていたが、それが混乱させる。
孤立を恐れて、他人の言動に従い、それで自分を否定し、自分の好みを否定してきた。
自分の生き方の理想、モデルがなかった。他人からの評価はほとんど否定的なものばかり・・・
嘲笑・・・やっかみ・・・固定観念の押し付け・・・教えたがり・・・傲慢・・・

ここ数年で、ようやく他人からのネガティブな想念から解放されたが、まだマインドの中には過去に受けた
ネガティブな想念が響いている。

Oshoの翻訳が、それに気づかせてくれ、助けてくれる。もう、これしかない。

最初からわかるわけないけれど・・・誰しもわかっていない中で生きていたのだから・・・
失敗とも言えるが、逆に他人を見ても、大したことがないのが見える。その心の内側がよく見える。
みんな変わらない。それを隠しているか、直視しない人がほとんど、のことだけ・・・・

ようやく自分らしい生き方を受け入れることができるようになったが、そのため孤立している。
同胞、同士的存在がいない。だから道が見えない。地図はない。

唯一の頼りは、やはりOshoだけ。Oshoは、各所でそのことを示唆している。

自分は独自的存在であり、だからモデルもなく、踏んだ轍、道、地図もない。
だから、ガッツ、勇気が必要になる。そして忍耐、継続性、観照・・・

他人の言うことは無視するべし。相手にするヒマはない。エネルギーの浪費、無駄。
世間的な常識、固定観念が、いかに頼りなく、偽りで、壊れやすいかがわかる。






12月10日

 右足はほぼ回復

 ようやく右足の膝を真っ直ぐ伸ばすことができるようになった。
足の腫れも、足首から脹脛のあたりまで小さくなった。足首もだいぶ曲げることができる。ただ、まだ完全ではなく、まだ少し硬い。
 内出血は微妙だが、まだ完全には止血してないよう。それでも、ようやくまともに立つことができ、びっこも少しまだあるが、なんとか支えなく歩くことができる。

 5月の終わりに突然発病してから、もう半年が過ぎた。
 最初は、医師の診断で、血栓だと言われ、足を締め付けた方がいい、とか言われたり、寝る時も、足を天井から吊り下げたり、痛みは一日中続き、最悪の時は、足の色はどす黒く、腫れは足先から腿の半分にまで広がっていた。

 熱と腫れと痛み・・・、シップだけで補ったり、抗生物質を服用したり、それでもどれも効き目はなく、体力と精神力が消耗していった・・・

 医者の言うことも、人によって違う。最新の検査でも、原因が特定できなかった。
「おそらく○○だろう・・」という推測だけで、入院、処置は安静、薬は鎮痛薬だけ。
 自然治癒にまかせて、ゆっくりとだが、除々に回復してきた。

 振り返れば、それまでの診察代、検査代が無駄に見えるが、とにかく最初はわけがわからず、手探りだったから・・・
 単なる筋肉痛だと思って、リハビリや整骨院を訪ねたりしていたし・・・。内出血のまま、リハビリしていたら、どうなっていたやら・・・。その頃に比べたら、今の状態は信じられないし、普通の健康な状態がありがたく感じられる。

 ちなみに、右肩の痛みもほぼ回復。それでもパソコンのマウスは、今でも左手で使っている。






12月13日

 仏典はどう漢訳されたのか?という本

 タイトルだけを見て、興味を持ち、ずーっと気になっている本だが、値段が少々高いので、(3,240円) イマイチ手が出にくい。図書館で読むような類の本にも感じられる。ちょうど一年前に出たばかりの本だから、まだ図書館にはないかも・・・ 著者は船山徹という1961年生の仏教学者。
 内容的にはすごく興味が引かれるので、いずれがんばって買うかもしれないか・・・、あせらず、図書館に並ぶのを待つか・・・。まあ、特に今すぐ知りたいとは思わないが、いずれは絶対に知りたい内容。


Amazonのレビューから・・・

「仏典はどう漢訳されたのか」については、仏教史の概説書などでも若干言及されたりしている。
しかしその実態や研究状況について素人が詳しく知ろうとしたときに便利な本は、これまでほぼ皆無であった。本書はその不足を十二分に補う。

中国における仏典漢訳の歴史の概要、翻訳作業の実態、訳に携わった僧侶の語学力の実情、偽作経典とは何であるかとその意義、仏典の漢訳という営みが中国語の言語体系に与えた影響、そして漢訳仏典における翻訳の困難さや不可能性の問題などについて、それぞれ研究の現状をふまえつつまた時に著者独自の見解も交えながら、明解かつ説得的に論述されている。

個人的には、翻訳作業の実態について鮮明に解説されている箇所(法会のように大人数で儀礼的に行われた時期もあれば、厳選されたメンバーによって翻訳工房の如く流れ作業的に進められた時期もあったという)や、翻訳とは「他人が噛んではき出した食べ物のよう」と述べ原典と翻訳の落差を痛感しつつなお達意の訳文をものした鳩摩羅什の翻訳観や仕事について論じている部分が面白かったが、それ以外にも、読者の関心によって目を引かれ学ぶところは様々にあるだろう。

また、漢訳という営みの特性をふまえながら西洋語ベースの翻訳(理)論の不十分さを批判的に考察している部分も非常に興味深かった。
仏教史に関心のある向きのみならず、広く翻訳という営みについて真剣に考えている者にとっては必読書といって過言でないだろう、極めて重要な一冊である。






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