7月9日

6月の中頃から悪戦苦闘して予定を立てたインド旅行の予約がようやく全部完了した。
そもそもは、中国東方航空の激安のチケットを見つけてから行く気になったのだが、ただ・・この航空会社、サービス面ではすこぶるひょーばんが悪い。まあ、安いから仕方ないけど・・・

最初はインドのデリー往復で考えていた。日本からの便はほとんどデリーに行く。この航空会社の料金は、デリー往復で5万5千円ほど〜〜
これでも十分安いが、方位的にデリーは、ちとヤバイので・・・
この旅行は方位取りが一番の目的で、10月の西大吉方位を取るためだが、デリーは北西との境界に位置し、方位取りの効果は弱い。
確実な西の方位として、コルカタ(昔のカルカッタ)があり、ここの往復だと4万1千円ほどで、さらに安くなってこれに決定する。

問題は日数だが、最初はカジュラホ、アグラが主要だったので、一週間か10日くらいにしていた。が、どうせ行くなら、と欲が出てきて、行きたいところをピックアップして、日数を延ばし、その移動方法を検討していくが、これがなかなか決まらない。
航空券も、期日によってはすでに満席の日もあって、早く決めなければ、というあせりが出てくる。これはインド国内便も同じで、人気の航路はすでに残り数席という状況で、安い席から埋っていく。同じ便でも安い料金と高い〜正規の料金とは5倍くらいの差がある。

前回のインド旅行では、予約する時期が遅すぎたので、国内便は一区間3万円ほどで購入した。今回は、ほぼ同じ区間を6千円ほどで購入できた。
鉄道の予約が・・・ 2011年に規定が変わって、日本からの個人的予約が非常に困難になってしまった。旅行会社に代理で予約すると、一件につき数千円の手数料がかかる。前回世話になった、インドのロニシゲタトラベルに頼んでも、一向に返事がこない。

いろいろ探しているうち、プーリーという都市にサンタナグループという日本人の経営する日本人のための宿を見つけ、ここが鉄道の手配もしてくれるというので、ここにお願いして全部の鉄道の予約をやってもらう。手数料は一件につき150ルピー(約260円)ということで安い!
それでも、一区間(プーリー〜コナラク)がすでに満席だったため、飛行機に変更するが・・・ 3ヶ月前でもう満席なのだ。インドの鉄道は・・・
プーリーは、コナラクのスーリヤ寺院に行くための拠点。

で、旅行行程は
コルカタ〜(飛行機)〜バラナシ〜(飛行機)〜カジュラホ〜(鉄道)〜アグラ〜(鉄道)〜ボパール・サンチー〜(鉄道)〜オーランガバード、アジャンタ、エローラ〜(鉄道)〜ムンバイを経由して〜(飛行機)〜ブバネシュワル〜(車)〜プーリー〜ブバネシュワル〜(飛行機)〜コルカタ

カジュラホからオーランガバードまで、鉄道で移動が続くが、これ全て夜行寝台車。これがどれだけ疲れるか心配だが・・ 当初の予定では金曜日にアグラ滞在をもってきていたが、タージ・マハルが金曜は休みと知って、一日ずらしたため、少々無理な日程になる。サンチー行きを止めれば、もっとゆとりが出来たが、サンチーの寺院を調べるにつれて、これは絶対行かなければならない所になってしまう。
国内便は全てネットで直接航空会社に予約する。 ホテルは、ほぼExpediaとAgodaから予約。

19日間の旅、普通にツアーに参加すれば、軽く30万円以上はかかるだろうが、なんとか11万円ほどでおさまる。
これで行かなかったら、ただの笑い話だろう・・・
で、テジカメの方も、レンズはフイルム用のが使えるとのことで、本体だけNikon D70をヤフオクで落札。
予約すべきものはほぼ済ませる。あとは、ヴィザを無事に取得できること〜〜 
これもまた、最近方法が変わって、一層ややこしくなったようだし〜〜





 
7月14日

ほぼ6月いっぱい、約一ヶ月間、インド旅行のプラン作りに費やし、ようやく見通しがついて、また「トランスミッション・・・」の翻訳に取り掛かる。
その同じ時に、出版社より「知恵の書」下巻の翻訳の訂正原稿が届く。こういうシンクロというか、タイミングの妙はよくある〜〜
下巻の出版は、来年3月の予定らしい。これもまたブックフェアに合わせるのだろう。上巻が16章で、下巻は12章。やや少なめになる。
このアティーシャの経文は、上下巻合わせないと意味がない〜〜〜
「トランスミッション・・・」の翻訳は、現在21章目〜 全体で46章だから、まだ半分弱・・・ 早くても今年いっぱいかかるか・・・?
来年の3月に、同時出版というのは無理か・・・





 7月21日

なんだかんだで、ようやくインド旅行の予定が出来上がったけど〜〜 これまでの経過をまとめると、

やぱり、6月の運気が下がったからなのか、それまで2月から集中的にやっていた和尚の「トランスミッション・・・」の翻訳も、集中がなくなり、他の方に気がいったりして、ネット上で、他の人の撮ったインドの写真などを見たりしているうちに、自分の撮ったインドの写真がまだまだだ、ということを感じ始め、特に、タージ・マハルと、カジュラホの撮影を撮り直したくなり、
6月は、ほぼ、自分の撮ったカジュラホの写真の再点検、HP再作成にかかり、で、やっぱり、インドに行かなければ心残りになるだろう〜〜、と思い、気学の方位的に見ても、今年の10月は、西が大吉で、こんなチャンスはめったになく、
この時期をのがすと、次の西大吉の時期は、2018年10月までしかなく、方位の影響は、自分の体験からも感じているので、無視はできないし、

それで、インドに行くことを決めたのだが、とりあえず、インドまでの航空券を探すと、格安で中国東方航空というのが見つかって、だいたい、インド行きとなると、デリー行きが主で、デリー往復で5万5千円ほど〜〜これでも十分安いのだが、
デリーの方位が気になり、方位取りも兼ねての旅行だから、吉効果を効率よく得るためには、できるだけ方位の真ん中に行く方が良く、他の方位との境界には行かないほうがベストなのだが、この時期、西は大吉なのだが、その両側の北西と南西は大凶になっている。

ちなみに、オリンピックの開催されるロンドンは、北西の方位で大凶となり、その影響で、日本選手の活躍はあまり期待できないらしいが・・・

デリーの位置は、西と北西との境界か、やや北西よりのようで、このへんが微妙ではっきりしない。
それで、より西の方位の都市として、コルカタ(昔のカルカッタ)があり、ここへの発着便だと、同じ航空会社では4万円であり、他の会社の便では、どれも10万以上なので、無事に着いてくれりゃ問題ないと、思わず購入してしまったのだが、後から、この航空会社の口コミを調べてみると、まったく悪評だらけ・・・ 
キャビン・アテンダントは無愛想、機内食は最悪、席は狭い、汚い、そして遅れる・・・ 中国の航空会社なので、嫌な予感はしていたが、やはり中国人のマナーの悪さへの口コミも多い。機内で騒いだり、ケンカしたり、他人の指定席に坐ったり、など、傍若無人・・・
安いなりに我慢するか〜〜 少し高くても、快適な便にするか、悩む・・・

自分がどこまで我慢できるか、だが・・ 自分としては、かなり我慢強いほうだが〜 これまでも、機内でいろんな客を見てきたし〜〜 だいたい、中国系のはこんな感じで、昔は大韓航空をよく利用していたが、これも格安だったが、やっぱりよく遅れるし、CAも冷たかった。
方位的には、西の真ん中を飛ぶのでベストなのだが、それでも、帰国便に乗継ぎがあり、2時間半の待ち合わせだが、1〜2時間遅れるのは普通だとか・・・ それじゃ、乗り継ぎに間に合わないし、後の便は待ってくれないらしい。 そうなっても、この航空会社、何のフォローもしないらしく、案内もなく、最悪、中国で一泊となっても、ホテル代は自分持ちだとか・・・

で、精神衛生上あまり良くないので、キャンセルした。購入前に、こういうことがわかればよかったけど、でも、まだネット上で知ることが出来るだけでもありがたい。何も知らずに行って、トラブルに遭うよりかはいい。いままで私も、海外でいろんなトラブルに遭ってきたので、それがトラウマになっているようで、もう、うんざりという思い〜〜 安かろう、悪かろうだった・・・

で、他の航空会社を探すと、次に安いのはタイ国際航空、ここは信頼できるが、11万で、バンコクでの乗り継ぎ時間が8時間!
いままで経験した乗り継ぎ時間の最長が、アムステルダム空港での7時間。
でもここは、瞑想室があったので2-3時間瞑想できたし、仮眠できるリクライニング・シートもあった。施設はとても充実している。
バンコク空港には、そんな施設はない。前回のインド旅行でも、バンコク空港で6時間待ったことがある。
これは、疲れる・・・

そんなとき〜〜 他のサイトでANAの格安航空券を見つけた。全日空もがんばっていた〜〜!
8万8千円で、バンコク乗り継ぎ時間2時間半で、インドの航空会社ジェット・エアウェイでデリーに行く。なにより、帰国便はインド〜日本を直行なのだ^^ ただし、到着は関空ではなく成田。成田から羽田に乗り換えて、伊丹着となる。それも込みでの価格。 いいものを見つけた感じ〜〜〜^^ ANAは、文字通り、穴(アナ)だった。






 7月24日

予約していたインド国内航空ジェット・エアウェイより、予定しているフライト、バンコク発デリー行きの便が2時間遅れるとの連絡あり。
当日のごたごたで遅れるのならわかるけど、まだ2ヶ月以上も前に、遅れることが決まるなんて、何が原因だい?

これで、4時間の乗継時間で予定していたデリー〜バラナシの便が乗れなくなった。
乗継時間が2時間になっては、入国手続きに1時間、国際線から国内線への移動に1時間・・・・無理!
乗継便も、2時間ほど遅れてくれれば助かるけど〜〜 そんな期待は止めて、急遽、列車での移動を考える。
インドの列車予約もややこしくなって、個人でやるのは大変で、プーリーのサンタナ・ロッジというところが安い手数料で代行してくれるので助かっているが、とにかく、その日にバラナシに行かなければ、後の旅行日程がメチャクチャになる。

でも、これがインド・・・
デリーからバラナシまで、飛行機で約3時間〜〜 列車で13時間・・・・
最悪、バラナシ行きを止めて、カジュラホ行きを早めれば、少しは楽だが・・・
旅の主な目的地はカジュラホだからな・・・ でも、バラナシにも行きたい・・・

まあ、乗継便に間に合うかどうかは、現地で様子を見よう〜〜 遅れてくれることを願って・・・
 やっぱり、インド旅行は、成り行きまかせだな・・・






 7月29日

インド行きを決めてから、気が休まらない。その一番の理由が、インドの鉄道。
時間通りに運行、発着しないのは有名だし、それに、車内アナウンスもない。つまり、車内で次の停車駅を言わないのだ。
時間通りに動かなくて、しかも停車駅のアナウンスもなくて、インド人はよく自分の降りる駅を間違えないものだ、と不思議である。

今回のスケジュールでも、飛行機か鉄道か、の選択肢があるところは、少し高くついても飛行機を選んだ。
時間も短いし、黙ってても目的地に運んでくれる。ただし、欠航することがあるが・・・
利用する鉄道区間は、飛行機の飛んでいないところ〜〜
 それもみんな夜行列車で、夜中や、明け方に到着する。 そしてそこは終着駅ではない。 乗り過ごしてしまう危険がある。
だから、気が休まらないのだ。
 方法としては、車内で眠らずに、時刻表を持ち、停車駅と停車時刻をいちいちチェックしていくことになる〜〜 夜中に・・・・
前のインド旅行で、一度乗り間違えているから、それがトラウマになっているのかも〜〜

真夜中に、見知らぬ駅で迷い、書かれている言葉はヒンドゥー語で読めない・・・ 広いインドの大地に、自分ただ一人路頭に迷う・・・
あの時は、本当に孤独感を味わった・・・
 そんなんだったら、行かないほうがいいんだろうけど、その方が安全だしな〜〜








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