8月20日
暑い・・・・

失業の身なので、どこへ行こうと自由なのだが、こう暑いと外へ出るのも嫌になる。家にいてはエアコンなしではいられない。
しかし、家にいると電気代がかかる。
ためしにエアコンを止めてみた。室内温度は35度。頭がボーッとする。サウナ状態だ。
パソコンを使っているが、こいつが曲者で、電気もよく食うが、それ以上に熱を放出しやがる。
夜になるとホッとする。

熱中症で多くの人が倒れていると聞く。
これだけ科学や文明が進んでいたところで、何の助けにもならない。
ほんの2,3度気温が上がっただけで、なすすべもなくお手上げなのか。

やはり、森の中に居るのがいい。木陰はホントに涼しい。そして、川の水は冷たい。
不思議に思うが、なぜあんなに冷たいのだろう。自然は実にうまくできている。自然は本当に助けてくれる。
その森まで行くのが少し遠くて大変だが、やはり森の中にいると、生き返る。
鳥の鳴き声、流れる水の音、木漏れ光の幻想、
すべてが癒しの世界だ。






 8月25日
近頃の老人には老齢の貫禄や器の大きさ、不惑の心があまり感じられない。

歳をとることは、こういうものが自然に身についていくものだ、と思い込んでいた。
70才、80才になっても、自殺する人、殺人する人、罪を犯しても言い逃れする人などなど・・・
歳をとることと、人間的に成長することとは関係ないようだ。

社会があまりに早く変化しているために、老人たちの知恵や経験があまり生かされないからかもしれない。
そのため老人たちは疎外感を感じているのかもしれない。自分たちは不用品なのだ、と・・・

介護施設でのいじめもある。老人が生きにくい社会なのだろうか。
人間的成長はゆっくりと進むらしい。和尚は、人間の精神年齢は7才でストップしている、と言う。
シルバーバーチは、成長は進歩と退歩の繰り返し、とも言う。3歩進んで2歩さがる。

だから、あせる必要もないし、いたずらに自己卑下することもないのだろうけど、
自分の20年後はどんな老人になっているだろうか、どんな社会になっているだろうか、と時々気になる。

自分はたぶん、今と変わらないだろう。20年前とも、そんなに変わっていないから。
ゆっくり生きることがいい、と思う。時間をかけて得たものが、本当に自分の身につくものだと思う。

昔TVで見た、ダンス教室に習う生徒の言葉から

「先生、なかなかダンスの振りを早く覚えられません。」

先生の回答は

「覚えるのが早い人は、忘れるのも早いです。」

心に残る言葉のひとつだ。






 8月30日
Amazonでおもしろい本の著者に出会った。
中島義道、肩書きは哲学博士らしいが、本のタイトルがいい。

「働くのがイヤな人のための本」
「孤独についてー生きるのが困難な人へ」
「人生を「半分」降りるー哲学的生き方のすすめ」
「どうせ死んでしまうのに、なぜいま死んではいけないのか」
「生きるのも死ぬのもイヤなきみへ」
「人生、しょせん気晴らし」
「うるさい日本の私」

実は、まだ一冊も読んでいない。今日知ったばかりだから。だから非常に無責任なコメントだ。
ただ、タイトルに共鳴しただけ。自分の心情が共感している。

「働くのがイヤな人のための本」  
失業中だ。もう働くのはイヤだ。

「孤独についてー生きるのが困難な人へ」  
ずーっと孤独だ。今までも、これから先も。

「人生を「半分」降りるー哲学的生き方のすすめ」
著者は「半隠居」をすすめている。
私の子供のころの夢も「隠居」だった。今の私の生活はまさに「隠居」だ。夢は実現した。

「どうせ死んでしまうのに、なぜいま死んではいけないのか」
中学生の頃の私を自殺寸前まで追い詰めたテーマ。

いずれ死ぬのなら、なぜ生きるのか? 
これが知りたくていろんな宗教や哲学をかじり、最終的に心霊科学、神智学、スピリチュアリズムに辿りついた。
信じれは救われる、というのが一番嫌いだった。組織、団体も合わなかった。本当のこと、真実が知りたかった。
おもしろいことに、霊の世界を知ると、自殺できなくなった。自殺すると、どうなるかがわかったからだ。

だから、死後の世界を信じることは自殺を勧めていることだ、という批判はまったくの誤解だ。
霊の世界を否定する人は、ただ霊に関する正しい知識がないだけのことだ。
知識がないから否定できる。

「人生、しょせん気晴らし」生きる意味や目的などは、生きている間にはわからないものらしい。
「うるさい日本の私」必要以上にうるさい日本の騒音について書かれてある。
駅内のおせっかいなアナウンス、廃品回収の呼び声、店内のBGMなど。

著者の感性は自分ととても似ている。
もつれていたヒモがほどけたような、開放感を得られた。






 8月31日
飛行機から日本を見下ろすなら、私にとってのベスト・ビューは関西<->北陸

大阪から新潟方面の、特に冬の雪を頂いた山々を見下ろす。本当に美しい世界だ ! もちろん窓側に席を取らないと見られないが。

日本は本当に山だらけだ。そして緑が豊かだ。
そして平地はびっしりと、建物か田畑で利用つくされている。余分なスペースはほとんど見当たらない。

しかし、気になるのは最近の大型店舗所有の駐車場のスペースの広さ。これを空から見下ろすと、その異常な広さが目に付く。

新潟から大阪・伊丹への便は、奈良の桜井市あたりから大阪の羽曳野の上空あたりを飛ぶ。このあたりもおもしろい。

天皇の古墳が集中している場所で、前方後円墳の形が確認できる。 
ただ、建物だけはまったく面白みがない。一番嫌な景色がゴルフ場。空から見下ろすと、完全な自然破壊の様相にしか見えない。

それでもたまに飛行機に乗って空からこの世界を見下ろすのは自分の意識を変えるのにもすごくいい。







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