7月4日
 久々に黒澤映画をビデオで見た。
大容量HDDが安く購入できたので、手持ちのビデオをデジタル保存しようと、黒澤映画のビデオから見始めた。

 やはり一番好きなのは「七人の侍」だ。何度見ても感動するし、パワーが貰える。最近、何に対しても感動が薄れ始め、興味がなくなりかけていた自分に対して、大きな「喝 ! 」をもらった感じがする。黒澤映画は強力なカンフル剤のようなものだろう。圧倒的な存在感・リアリティがある。

 2007年にTV番組で、「生きる」と「天国と地獄」がリメイク放送されたが、脚本の面白さに助けられているだけで、それなりによくできてはいたが、やはりオリジナルとは比べ物にもならない。

 各作品に関するエピソードも、興味深い話ばかりだ。「天国と地獄」をきっかけに、誘拐犯の刑罰が重くなったという。

「羅生門」では、舞台となる巨大な古い寺門を造り、雨のシーンで水道局から大量の水を集めて使ったため、周囲の住宅が水不足になったという。この作品も当初は評論家からボロカスに批判されたが、とあるイタリア人女性が内密にベネチア映画祭に出品し、そこでグランプリを受賞したため、その後は一変して大絶賛されることになる。

 「七人の侍」でデビューしたのが、私の大好きな役者土屋嘉男だ。
侍を探す若い百姓の役で、もともと彼は役者志望ではなかったのだが黒澤監督に見初められて、この作品で役者デビューする。その迫真の演技力は、最もすごいのが「蜘蛛巣城」でのエピソード。冒頭で伝令が城の門を叩くシーン。時間にしてわずか10秒たらずの演技に、最初、他の役者が演じていたが、黒澤監督はなかなかOKを出さないので、撮影に丸一日かかってしまう。その役者は一日中門を叩き続けたため、手を骨折して入院してしまう。そこで変わりに土屋が演じてみたら、一発でOKが出た。最初の役者は悔しさで涙が止まらなかったという。

 唯一の海外作品が「デルス・ウザーラ」シベリア探検の隊長と山で生活する猟師デルスとの友情を描いた作品で、デルスの自然で純真な心に打たれてしまう。本気で、デルスに会いたいと思ってしまう。

 娯楽性では「用心棒」「椿三十郎」がやはり面白い。外国映画で黒澤映画から影響を受けたものでは、「七人の侍」からは「荒野の七人」、「用心棒」からは「荒野の用心棒」、「隠し砦の三悪人」からは「スター・ウォーズ」などがある。「羅生門」からもアメリカ映画でコピー作品がつくられているが、いずれも完成度は低い。「荒野の七人」などはオリジナルの「七人の侍」の感動シーンをつなぎ合わせただけだ。両作品を見比べてみるとよくわかる。

 最近の映画はやたらCGの面白さばかりを前面に出していて、まったく見る気になれない。新しければいいというものではない。50年前の作品が、今でも感動を呼び起こしてくれる。






 7月6日
PCのグレードアップを検討中。
現在使っているPCは8年前に買ったもので、CPUはPentium4 2.66GHz 電源ユニットを二回交換しただけで、今も問題なく作動している。
ただ、最近、映像処理の作業をすることが多く、CPUの負担が大きくなり、現行のPen4ではパワー不足を感じる。

最新のCore i3かCore2 Duoあたりが欲しい。そうなるとマザーボードから交換か、まるごとPC本体を買い換えることになる。
自分で交換するほどの技術には自信がないし、メーカーに相談したところ、手数料5千円ほどでCPUとマザボの交換が可能とのこと。
電源ユニットも半年前に交換したばかりだから、これもそのまま使えるということでありがたい。

ただ、最近のマザボはPCIスロットの数が少ないものばかりだ。自分としては5つくらい欲しい。
それが見つかれば、グレードアップを始めたいが、見つからなければ、現行のPCでやっていくほうがいい。





 7月8日
相変わらずPCのグレードアップで悩んでいる。
8年目だから、HDDは寿命が来ている。換え時である。現行のCPUでは映像処理は確かに遅い。
PCIスロットの多いマザーボードで造りたいが、これがなかなか無い。メーカーSycomの推薦ではASUSのP7P55D。
ただしビデオ機能がついていないので、ビデオカードが必要。でも、PCIは3、USB2.0は14、IEEE1394もついている。
マウスポートもある。他のプランと比べて若干割高になるが、活用範囲は広くなる。
これにしようかな・・・





 7月17日
12日に気学祐気取り西方面で小倉へ行った。
夜行バスで大阪と小倉の往復。小倉は終日雨のため、朝よりホテルにチェックインする。
ホテルのチェックイン・タイムは15:00だが、ホテル側の好意で7:00にインしても一日分の宿泊代でOKとなる。
しかも通常料金の半額の2900円。一人なのにツイン・ルーム。そして朝食は無料。小倉駅から少し歩くが、このホテルはお勧め。
しかし、問題は帰りに起きた。
予定では23:00に小倉駅前を出発の夜行バスで、翌朝7:30に大阪に到着。だがこの大雨により高速道路は岡山あたりまで通行止めとなる。
しかたなく一般道を走るが、これが大渋滞。予定の到着時刻7:00頃には、まだ山口の岩国あたり。
急ぐ客は途中下車で電車に乗り換えるが、その電車も運行中止かダイヤの乱れ。広島あたりで昼、そこらから高速に入るが、三ノ宮に着いたのは夜の8時過ぎ、ようやく大阪に到着したのは午後9時15分。実に約14時間の遅れ、全行程22時間のバスの旅だった。

私の旅では、だいたい帰路にトラブルが発生することが多い。それでもギリギリで無事に帰りついてしまう。
去年のインド旅行でも、帰国便に乗り継ぐ国内便が濃霧のためフライト中止となった。
あまりにもこういうことが多いが、これも何か意味があるのだろうか・・・





PCグレードアップ完了・・・・
グレードアップと言っても、ケースと電源ユニットを残して後をすべて一新したもの。
CPUはCore i3-530 マザーボードは定評のあるASUS P7P55D HDDは1TB 、ビデオカードやらDVDドライブやらも換えて、費用は送料込みで約5万円なり。8年前のマシンが最新型のパワーと機能を持つようになった。

この先PC市場がどうなるかは知ったことでもないが、少なくとも10年間はこのPCを使うことができるだろう。メンテナンスはHDDとマザボの電池の交換くらい。
ビデオのエンコードなどでもPentium4ではCPU使用率は100%だったが、Coreではわずか13%。しかも速くて余力を感じる。





 7月22日
連日の暑い日々の避暑のため、天理市の桃尾の滝へ行ってきた。
途中、石上神宮へ立ち寄る。この神社は古事記にも出てくる日本最古の神社で、放し飼いのニワトリたちが出迎えてくれる。
我が家から10kmほどの距離で、自転車でちょいがんばれば行けるが、この神社を過ぎてから滝まで長い上り坂が続く。
自転車ではかなりきつい。運動不足の身体にはけっこうこたえる。この暑さもたたって、滝に着いた頃は全身汗だくになっていた。
しかし、滝のそばは涼しくて、水しぶきが気持いい。

この桃尾の滝は、古来より信仰の場として不動明王像や多くの竜神たちが祀られている。
最近の豪雨のため、いつもより水量が多い。それにしても、止め処もなく流れ落ちてくる水の多さに、いつも不思議に思う。
これだけの水をこの一帯の森・山が含んでいるわけだ。
森は大きなスポンジ。やはり、滝はいい。





 7月30日
特に1974年以降、京都でひとり暮らしを始めた18才の頃、出会ったひとりの歌手と、ひとつのグループが、ぼくにとって一生の友達になった。
それは Jim Croce と Smokie
それからもう35年が過ぎたが、いまだにぼくを癒し続けてくれる。何度もこれらの歌に助けられた。
今、それがYouTubeで自由に見られるのはありがたい。特に、Smokieのステージを見るのは初めてだ。
その愛と優しさに、改めて包まれてしまった。

Jim Croce
I'll Have To Say I Love You In A Song (1973)

Photographs And Memories (1972)


SMOKIE
If You Think You Know How To Love Me (1975)

Living Next Door To Alice (1977)

Lay Back In The Arms Of Someone
(1977)

Mexican Girl (1978)






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